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上野界隈には個性豊かなパン屋さんがたくさん存在します。
朝・昼ごはんに、そしておやつにぴったりな惣菜パンや菓子パンなど、バラエティ豊かにご紹介します。
今回ご紹介するのは昭和55(1980)年創業のパンと喫茶店のお店、「舞い鶴」。干しぶどうをたっぷり使ったぶどうパンで大人気のお店です。朝11時、焼きたてのパンが店頭に並び始める頃になると、常連さんがひっきりなしに訪れ、お目当てのぶどうパンを購入していきます。今回はお店の看板メニューを紹介します。
上段:「天然酵母ぶどうパン」900円(税込)、下段:「天然酵母 巨峰ぶどうパン」1,750円(税込)
このぶどうパンが生まれたきっかけは店主が幼い頃にぶどうパンを食べたときに、ぶどうが少ないと感じたこと。「ぶどうを贅沢に食べられるパンをつくりたい!」という思いで、目いっぱい干しぶどうを詰め込んだパンを作り始めたといいます。
巨峰入りのぶどうパンはとってもジューシー
こちらの天然酵母を使用したぶどうパンは、一度ワインに漬けて戻した干しぶどうを使って作るというこだわりの商品。ワインに漬け込むことで干しぶどうがしっとりするそうです。巨峰を使ったぶどうパンは、まるでケーキを食べているような味わいです。トーストで軽く表面に焦げ目がつく程度に焼いてから、バターをたっぷり塗っていただくのがおすすめ。天然酵母を使ったぶどうパンはすべて、火・金・土のみ限定の販売なので、確実に買いたいという方は事前予約を。
「天然酵母 マロンコラボ」(マロン、クルミ、巨峰入り)2,400円(税込)
こちらはマロンとクルミが入った巨峰のぶどうパン。見ての通り、大きな干しぶどうがぎっしり! フランスパンのような丸くぷっくりしたフォルムが特長なのも、限界まで干しぶどうが詰め込まれているから。熟練のパン職人でないと、ここまで詰め込むのは難しいのだそうです。店主曰く、300gの生地に対して巨峰・マロン・クルミを刻んだものを270gも入れ、さらにマロンホールをその中に9個入れているのだとか。パンを持ったときのずっしり感もすごいです。
「ぶどうパン大」750円(税込)、「ぶどうパン小」450円(税込)
天然酵母ではない通常のぶどうパンは毎日、店頭に並んでいます。もちろん、こちらも干しぶどうがたっぷり入っています。
「ぶどうパン小」の断面。ぶどうがぎっしり!
店内に喫茶スペースもあるのですが、現在は休止中です。
朝ごはんのお供やお子さんのおやつに、ぜひ贅沢なぶどうパンをお試しください。
ぶどうパンとコーヒーの店 舞い鶴
住所 東京都文京区湯島3-33-9 河原ビル1階
TEL 03-3836-5406
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜・祝日
website : http://www.maizuru.tokyo/freepage_2_1.html (外部サイトへ移動します)