🍷今月のセラーワイン🍷 シャトー ラトゥール マルティヤック ブラン 2019
今回ご紹介するセラーワインは『シャトー ラトゥール・マルティヤック ブラン 2019』 です。
◆Chateau Latour Martillac 2019
《シャトー ラトゥール・マルティヤック ブラン》
容量 750ml / 税込価格 11.000円
生産地:フランス ボルドー グラーヴ AOC ぺサック・レオニャン
品種:ソーヴィニヨンブラン 65% セミヨン 35%
⇒レモン・ハーブ等の爽やかな柑橘類の繊細なアロマと黄桃コンポートや蜜を思わせる濃厚な果実味が素晴らしいです。爽やかさと芳醇さ、樽の風味など様々な要素が調和した仕上がり。
エチケットは「金色と砂色のストライプ」で、1930年に流行していたアールデコ調の流れを受けたデザインが、現在も引き継がれています。
◆シャトー ラトゥール・マルティヤック◆
赤・白ともにグラーヴの格付けワインに指定されているシャトー。「塔」があることから、「シャトー ラトゥール」と呼ばれていました。しかし、メドック格付け1級の【 シャトー ラトゥール 】と混同されてしまうため、所在地の村名 “マルティヤック“ をつけて現在の名前へとなりました。
この土地は12世紀から続く歴史あるもので、この地方の大地主であるモンテスキュー家の一部が分離してできたシャトーとされています。1929年にネゴシアンのクレスマン家が取得。グラーヴで家族経営を続けているシャトーの中で最も古く、家族経営の規範と言われています。
白ワインの革命家 デュニ・デュブルデュー氏と赤ワインの名コンサルタント ミシェル・ロラン氏が監修していたことでも話題になりました。栽培と醸造の改良を怠らず、環境に敬意を払ったブドウ栽培を行い、質の高いワイン造りを行っています。
●グラーヴ地区●
フランスボルドーの南、ガロンヌ河左岸にある産地。圧倒的に赤ワインの生産が多いボルドー地方の中で、グラーヴ地区は赤・白・甘口と多様なワインを生産している独特な地区です。フランスを代表する甘口ワイン「ソーテルヌ」もグラーヴ地区のAOCです。グラーヴはフランス語で「砂利」の意味。ガロンヌ河によって運ばれた砂利で覆われた土地であることに由来しています。
▲AOC▲
グラーヴ地区の格付けは、他の地区の格付けと異なり、階層はありません。1953年に制定、1959年・2003年に改訂されています。赤・白両方が格付けの対象となります。この格付けには16のシャトーが選ばれており、赤・白ともに認定されているのは6シャトーのみです。グラーヴ地区には「グラーヴ」「ペサック・レオニャン」「ソーテルヌ」「バルザック」「セロン」の5つのAOCがありますが、選ばれたシャトー全てが「ペサック・レオニャン」に属しています。
この他にも選りすぐりのワインを多数取り揃えております。
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