AmbitiousFarm~ディスカバリー北海道~
こんにちは!
大丸札幌店惣菜とレストランを担当している大山です。
我々食品担当者がバイヤーとなり北海道の魅力を再発見すべく、
自ら現地に向かい、目?で鼻?で耳?で口?で!
五感で感じた食材の魅力や生産者様のストーリーを発信しつづける企画
?「ディスカバリー北海道~2023~」?
私は地下青果物売場売場のフレッシュワンにて導入されている
「やさいバス」に着目致しました!!???
さて、㈱やさいバスとは、
地域の共同配送システムを利用した青果流通の仕組みです。
一般的な市場流通とは違い、生産者と各購入者(青果店などの販売店)が
それぞれバス停となり、
そこを冷蔵車(やさいバス)が巡回します。
生産者は、販路が拡大でき、
購買者の直接の声も聞け、配送の手間も軽減される。
購入者は、市場流通よりも遥かに新鮮な野菜が届き、
生産者と直接会話でき、仕入コストも軽減できる。
顔の見える、コミュニケーションで繋がれた仕組みなのです!
そんなやさいバスは、
北海道コカ・コーラボトリングさんが事務局となって、
北海道の地で、2022年5月にスタートしました!
その第1号店こそ、
大丸札幌店地1階青果物売場<フレッシュワン>なのです!!
今回生産者様にご登録されている北海道江別市「AmbitiousFarm」様の
代表取締役 柏村様にお話をお伺いさせて頂くことができました!
広大な土地…どこをみても畑・畑・畑で
お天気もよく、土のいい香りと秋の風のにおいが漂ってきました…
まずご紹介頂いたのは色とりどりの鮮やかな
野菜たちです!!??
赤大根「べにくるり」
人参・アロマレッド・金美
アンビシャスファームで栽培している野菜は年間約100品種!
プロのシェフたちが使用する
野菜本来の香りと味を引き出した彩り豊かな野菜たち。
どれも季節に合わせた旬の野菜です。
かぼちゃを磨いているところを発見!え、磨く!?!?✨
そうなんです。
かぼちゃは1点ずつ人の手で磨く✨ことによって
あの店頭で見るぴかぴかな姿になっているのです…!
かぼちゃだけでも、今の季節だと2品種もご紹介頂きました!
栗系かぼちゃの「恋するマロン」
日持ちのする「雪化粧」は、
はじめは「ほくほく」さを味わい、
寝かせることによって「しっとり、ねっとり」を味わえると
時期によって楽しみ方があるそうです!
どれも美味しそう…♪
なぜこんなに多品種、
そして色鮮やかな野菜たちをつくられているのでしょうか!?と
素朴な疑問をお伺いしてみました。
勿論多品種を扱うことは容易ではなく、
それだけの期間も管理も知識も必要であること。
ただ、今働いている方の中には「多品種」だからこそ
働きたいといってくださることや、
「多品種」だからこそできる楽しい農業体験の実施、
多品種をきっかけに農業を知ってもらい、
次世代に農業を「たのしいな」「うれしいな」とおもうことを
積極的に行っていることをお聞きすることが出来ました。
アンビシャスファーム様のホームページには、
一緒に農業をする仲間(援農隊)という
農作業のお手伝いをする代わりにその日とれた野菜をプレゼントという取り組みや
たべるひととつくるひとをつなぐ週末1日だけの「マルシェ」の開催、
江別市と札幌市内限定当日便の配達など
常に農家様と人がつながる素敵な取り組みがたくさん載っていました。
私もついスーパーで「朝採り野菜」や「道産野菜」というのは
手に取ってしまいますが、
そういったひとつひとつの取組もすべて次世代に繋がる
持続可能な農業へと発展するのかなと思うと
明日もまた新鮮な野菜を楽しく美味しく頂こうと心に誓いました…
そんな私も人参プチ収穫体験をさせて頂きました!?
なるべく根っこの方をもち、えいっと!
とっても香りのいい人参を収穫させて頂きました…???
野菜はとーーーっても甘くて、息子もペロリ!☺
ただ切ってオリーブオイルをかけて、オーブンで焼いただけなのに
加熱しても色鮮やかなシャドウクイーンは
「魔法みたいだね( ゚Д゚)
10月4日㈬から、北海道ディスカバリー企画として
「やさいバス×大丸レストラン街×マークマツオカグリル」
第一弾コラボ企画
バーニャカウダ·パスタの道産野菜を満喫するコースを
ご用意いたしました!
彩り野菜のバーニャカウダと江別産ブロッコリーのアーリオオーリオペペロンチーノが
お楽しみいただけます。
詳しくはホームページにてご紹介させていただいております!
今年は人間も辛かったあの猛暑…野菜たちにもひどく影響が出た中
頑張って育って収穫されてきた野菜
そのものを楽しめるメニューとなっております。
ぜひご来店お待ちしております!