2024.06.05

土佐山学舎のこどもたちと土佐和紙に触れ合う。

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土佐山学舎のこどもたちと土佐和紙に触れ合う。

5月某日、高知市街から車で40分の土佐山学舎へお邪魔しました。

土佐山学舎とは、高知市土佐山にある小中一貫の義務教育学校。
小学1年生から9年生(中学3年生)までが自然豊かな学び舎に集っています。


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訪問の目的は、土佐和紙に触れ合うこと。

高知大丸では毎年「土佐の紙に描く 晴々会 」というイベントが開催されます。
(本年は7月3日〜9日までの開催)
現代の日本画作家たちがその時に使っているのが、タイトルにもあるように土佐の紙。

高知の子どもたちにも画用紙ではなく、土佐の紙を使って絵をかいてもらおう!という企画を今回L_LABは考えました。

でも土佐の紙(土佐和紙)ってそもそもどんなもの?

絵を描く前に、土佐和紙のことをもっと知ってもらいたい!

そこで、和紙の魅力を演劇やワークショップを通して伝える浜田あゆみさんと、アーティストのササオカミホさんによる特別授業を行いました。





【和紙を知る】
いの町で製紙会社を営む浜田さんからは和紙の原料の楮(こうぞ)について教えてもらいました。
和紙からできる色々な製品を、見て触って興味津々。
子どもたちの中にはかなり詳しい和紙博士もいて、こちらが驚く場面も。


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浜田さんが「これも和紙でできているんだよ!」と見せてくれたクッションカバーやバッグ、服に「布みたいや!!」と大興奮の子どもたち。

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【和紙で遊ぶ】
次に浜田さんが取り出したのは、厚さや大きさなど種類が違う山盛りの土佐和紙。
これを3グループに分けて、ワークショップを行いました。


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お題は、「和紙をつかって〇〇を表現してみよう」

発表グループ以外のみんなで、なにを表現しているのかを考えます。

かっこいいドラゴンができた!!
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【和紙で描く】
今回子どもたちには3種類の土佐和紙から好きな和紙を選んで描いてもらうことにしています。

画用紙とは触り心地が違う土佐和紙。
それぞれどんな発色や雰囲気になるのか、ササオカミホさんが絵の具で描いていきます。

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ササオカさんが描いていたのは、なんと目の前の窓から見える山の景色。
あえて輪郭を描かなくても、色を重ねることで彩り豊かな土佐山の自然が浮き上がってきました。

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子どもたち、描きたい紙が決まったようです。

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みんなで「なにをテーマに描こうかな」と発表し合いました。
鏡川?柚子?林や森?
それぞれが思い描く、里山の風景がこれから描かれます。

絵の完成は6月下旬。
土佐山学舎の4年生から6年生までの絵を高知大丸で展示します。


L_LAB×Washi+×土佐山学舎の皆さん
土佐の紙に描く「晴々会」和紙の魅力を楽しもう

期間 2024年6月26日(水)→7月9日(火)
場所 本館4階 プラグスマーケット伝え場

※最終日は午後5時閉場

会場では特別授業の講師を務めた浜田あゆみさんが主催するWashi+(和紙プラス)がセレクトした和紙にまつわるアイテムも販売。
また土佐山学舎の皆さんも7月3日(水)午前中に販売体験に来てくれます!
元気な子どもたちに会いに来てくださいね。お待ちしております。

 

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L_LAB 高知大丸ローカリティ研究所

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