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2021.09.03子パンダ、体が大きくなり飼育管理中は保育器の外へ

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シンシンと子ども#1・オス 68日齢(撮影日:2021年8月30日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

双子の子パンダは順調に体重も増え体が大きくなったことから、8月27日からは保育器から外に出し、シンシンが1頭を世話している間もう1頭は保育室内に設置したサークルで管理されています。
落ち着いた様子で子育て中のシンシンは、現在も非公開室で過ごしています。えさもよく食べ、健康状態に特に問題はないそうです。

 

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ジャイアントパンダの双子 奥#1・オス、手前#2・メス、68日齢(撮影日:2021年8月30日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

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シンシンの子ども#2・メス 68日齢(撮影日:2021年8月30日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

体が大きくなってきたため、入替え間隔は母子の状態を見ながら10~15日ほどを目安として期間を延ばしたそう。身体検査でも順調な成長ぶりです。

 

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シンシンの子ども#1・オス 68日齢(撮影日:2021年8月30日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

子ども(#1オス)
2021年8月31日(69日齢)体重3,644g、体長50.0㎝(2週間前より+1,010g、+6.5cm)
子ども(#2メス)
2021年8月31日(69日齢)体重3,665g、体長49.5㎝(2週間前より+990g、+5.5cm)

 

下の写真のとおり2頭とも目は開いていますが、物を識別できるほどかは定かではありません。

 

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シンシンの子ども #1・オス、61日齢(撮影日:2021年8月23日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

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シンシンの子ども #2・メス、61日齢(撮影日:2021年8月23日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

8月には双子パンダの名前が募集されていましたが、なんと192,712件の応募があったそうです。集まった中から選考され、10月中旬以降に決定の予定です。

 

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61日齢の子どもたち 左:オス 右:メス(撮影日:2021年8月23日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

リーリーとシャンシャンは気温が高い日は主に室内で過ごしていますが、涼しい日は一時的に外に出る日も出てきました。休息時間の増加と採食時間の減少があるそうですが、これは夏季の行動パターンなんだそう。

 

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シャンシャン(撮影日:2021年8月23日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

シャンシャンは、8月19日に展示案内のアクリル板を破壊するというアクシデントがありつつも、健康状態に問題はないそうです。2021年8月15日の身体測定結果は、リーリーの体重は141.6kg、シャンシャンの体重は89.8kgでした。

 

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リーリー(撮影日:2021年8月23日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

最新の動画では、シンシンが母乳を飲ませるためにオスの子パンダを抱いていますが、たった1ヶ月前はフィギュアのように小さかったのが、あっという間に大きくなったこと実感させられます。シンシンが子どもを抱いて舐めている様子からも、大事に育てていることが伝わってきます。ちなみに舐めることによって、排泄が促されるそうです。

 

 

 

 

ジャイアントパンダのようす(2021年8月23日撮影)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

 

 

シンシンと子ども(68日齢)のようす(2021年8月30日撮影)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

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