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シンシンと双子(左 シャオシャオ、右 レイレイ) ともに124日齢(撮影日:2021年10月25日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
2021年10月23日(土)に、双子パンダのシャオシャオ(オス)、レイレイ(メス)と母親のシンシンが産室で同居を開始しました! シンシンが子どもたちと同時に対面するのは、6月23日の出産当日以来、初めてです。
同居にあたって飼育係が子ども2頭を識別するため、シャオシャオの背中に印を付けてから子ども2頭が産室に入室。そのあとにシンシンが合流するかたちで対面となりましたが、特に問題なく子どもを受け入れたようです。
シャオシャオ 124日齢(撮影日:2021年10月25日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
直近10日間はシンシンとシャオシャオが一緒にいたためか、シャオシャオの方が多くの世話を受けている様子が観察されています。2頭とも母乳を飲んでいますが、今後は必要に応じて人工哺乳を追加するなどシンシンの育児を飼育係がサポートしていくそうです。
レイレイ 124日齢(撮影日:2021年10月25日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シャオシャオ、レイレイともに、飼育係を目で追う様子が確認されたことから、目がしっかり見えるようになってきたのではと考えられています。また、2頭とも歩き方が上達。後ろ足の力がさらに強くなってきて、短い距離であればおぼつかないながらも四肢で歩けるようになってきたそうです。
左 シャオシャオ 右 レイレイ ともに124日齢(撮影日:2021年10月25日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
左 シャオシャオ、右 レイレイ ともに117日齢 (撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
2頭とも体重が順調に増えて、健康状態は良好。
シャオシャオ
2021年10月25日(124日齢)体重7,300g、体長10月21日(120日齢)64.0cm(20日前より+1,300g、+4.5cm)
シャオシャオ 117日齢(撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
レイレイ
2021年10月25日(124日齢)体重7,550g、体長10月21日(120日齢)64.5cm(20日前より+1,500g、+4.0cm)
レイレイ 117日齢(撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シンシンとレイレイ 117日齢(撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シンシンとシャオシャオ 110日齢(撮影日:2021年10月11日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
オスのリーリーと2017年生まれのシャンシャンともに、健康状態は良好。10月5日からリーリーの展示が再開されましたが、パンダにとって過ごしやすい気候となってきたため屋外に出す機会も増えたそう。動物の状態や天候などにより、屋内・屋外の展示判断をしているといいます。
なお、10月15日測定の結果、リーリーの体重は139.8kg、シャンシャンの体重は89.0kgでした。
シャンシャン(撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
リーリー(撮影日:2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
上野動物園では1972年10月28日に日本で最初のジャイアントパンダが当園に来園した10月28日を「パンダの日」としていることから、特別企画を同日に公式サイトなどで公開!
さらに、シャオシャオとレイレイの命名記念パンフレットも公式サイトで公開されています。
ジャイアントパンダが初来日してからおよそ50年。その間に積み重ねてきた経験や努力があり、初の双子が誕生してからのさまざまなサポートや応援を受け "これまでとこれから"を、園長がメッセージとして綴っています。
2022年1月を目途に西園「パンダのもり」での公開が予定されている母子3頭。それまでの間、すくすくと育つ姿を見守っていきたいですね!
シンシンと双子 124日齢(撮影日:2021年10月23日、25日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
ジャイアントパンダの様子(撮影日2021年10月18日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シンシンと双子 110 日齢(撮影日:2021年10月11日)
公益財団法人 東京動物園協会提供