今年上野動物園で生まれた双子パンダの名前が決定しました！
オスは「シャオシャオ（暁暁）」。夜明けの光が差し、明るくなるという意味が込められています。
メスは「レイレイ（蕾蕾）」。蕾（つぼみ）から美しい花が咲き、未来へつながっていくという意味が込められています。

ジャイアントパンダの双子　左 シャオシャオ、右 レイレイ、103日齢（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

19万件以上もの名前の応募のなかから応募の多かった名前上位150点を対象に、オス5点・メス6点を名前候補選考委員会で審議。その中からもっとも高い評価を得た「シャオシャオ」「レイレイ」を中国側の確認などを経て、最終的に双子の名前に決定したそうです。

2022年1月には母親のシンシンとともに公開予定だそう。

シャオシャオとレイレイは10月1日で100日齢を迎え、歯がさらに生えてシャオシャオは8本、レイレイは12本に。身体測定を見ても順調に成長しています。

シャオシャオ　103日齢（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

シャオシャオ
2021年10月5日（104日齢）体重6,000g、10月1日（100日齢）59.5cm（14日間前より+450g、10日前より+0.5cm）

レイレイ　103日齢（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

レイレイ
2021年10月5日（104日齢）体重6,050g、10月1日（100日齢）60.5cm（14日間前より+500g、10日前より+1.0cm）

シンシンは非公開室で落ち着いた様子で子育てをしながら過ごしています。9月30日には出産後初めて体重測定が行われ、124.8kgと出産前と大きな変動もなく健康状態も特に問題ないそうです。

シンシンとシャオシャオ　103日齢（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

オスのリーリー、2017年生まれのシャンシャンはともに健康状態は良好。2021年10月5日測定の結果、リーリーは138.2kg、シャンシャンの体重は88.2kgでした。
なお、非公開となっていたリーリーですが、10月5日より公開が再開されています。

シャンシャン（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

リーリー（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供

双子パンダが命名され、上野がさらにお祝いムードに包まれそうです。シャンシャンと同様、元気いっぱいに育つよう見守っていきたいですね！

ジャイアントパンダのようす（撮影日：2021年10月4日）
公益財団法人　東京動物園協会提供