2018.01.18上野発祥シリーズ(その8) 信号機

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上野広小路交差点
平成29年11月2日撮影

 

編集員の佐藤です。

 

ご好評をいただいている上野発祥シリーズですが、今回は、みなさんの安全を守る日本初を紹介します。
道路交通の安全の要である、交通信号機、上野広小路交差点で試用されたものが日本第1号といわれています。
自動車の最初の輸入は明治32年でしたが、大正になり、その台数が急激に増えてくると、交通整理は悩みの種になったそうです。
当時の上野署長(第34代)薗部警視は、アメリカ帰りの運転手の話をヒントに、手動式交通信号機を考案し、上野広小路交差点で試用したところ、大きな成果をあげたそうですが、これが日本で初めての交通信号機といわれています!

交通信号機の日本初が上野とは、上野に20年以上勤務する私も知らない、ビックリする日本初でした。

こちらの情報は、警視庁のホームページ(http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/6/ueno/)でも掲載されております。

 

大正8年10月当時 広小路交差点
警視庁ホームページより
 

 

 

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