上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんが70日齢を迎え、2017年8月21日（月）に身体検査が行われました。
健康状態は良好、体重は3756.4g（前回比746.0ｇ増）、体長47.9cm（前回比+4.0cm）と順調に成長しています。

身体検査及び測定を受ける赤ちゃんパンダ
公益財団法人 東京動物園協会 提供

パンダの赤ちゃんは、前回の測定時より前肢に力がしっかり入り、上体を起こすことが容易になってきたそうです。後肢にはまだ十分な力が入らず、四肢で立ち上がるまでには至ってないようです。
また、顔を左右に動かすようなしぐさがみられ、目はまだしっかり見えていないものの、目の前のものを認識できるような動きをみせているようです。

赤ちゃんパンダの様子
公益財団法人 東京動物園協会 提供

一方で、お母さんパンダのシンシンは、産室内で一日中、子どもとともに過ごしており、子どもの体を舐めたり、授乳をしたり、排泄促進をしたり、赤ちゃんパンダのお世話をしっかりしているようです。

シンシンと赤ちゃんパンダの様子
公益財団法人 東京動物園協会 提供

徐々に活動が活発になってきている赤ちゃんパンダ、まだ先になりそうですが、公開が楽しみです。