【How to…】革靴のお手入れ方法~鏡面磨き編~
みなさま、こんにちは♫(´艸`)
靴磨き、楽しんでいただいていますか?
靴がキレイだと
それだけで毎日ハッピーな筆者です♫
突然ですがw
革靴の爪先がピカピカしているのって
素敵じゃないですか?
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
爪先やカカト部分を専用のワックスで
ピカピカに磨き上げることを
「鏡面磨き」といいます。
『鏡面磨き』とは...?
爪先やカカト部分に
油性のワックスを重ね塗りし、
表面の微細な毛穴を埋めて
コーティングする。
凸凹がなくなることで
乱反射が抑えられ
鏡のような
美しい光沢がでる仕上げ方法。
『鏡面仕上げ』
『ハイシャイン』
『ミラーシャイン』
とも呼ばれています。
興味はあるけど
難しそうだな...と考えていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか?
鏡面磨きは、
靴のシワができない箇所で
行います。
履きシワ部分に塗ると、
履いている時に
表面が割れてしまいます。
爪先のみ
or
爪先&かかと
で行うことが多いです。
前回の、
に続き
本日は、革靴のお手入れ方法~鏡面磨き編~
をご紹介いたします(*≧∇≦)ノ
ベース作り
まずは、ワックスの層を作っていきます。
薄く重ねていきます。
一度に塗る量はこの位です。
布を使って塗ってもOK!
硬いワックスと
柔らかいワックスがありますが、
どのように違うのでしょうか?
『硬いワックス』
乾くのが速いので、仕上がり時間を短縮できる
硬いのでヒビ割れする事もある。
『柔らかいワックス』
硬いワックスに比べ、
乾きが遅いがヒビ割れにくい。
初心者の方には、
簡単に光沢のでる『硬いワックス』が
お勧めです♪(∩'-'⊂)(∩'-'⊂)
ワックスは円を描くように
優しく丁寧に塗り込む。
塗り壁を作るようなイメージで
数分、ワックスを乾燥させます。
?_( ˙-˙ _ )
爪先に光のスジが入ってきたら
ベースが出来てきました♪
((( つ•̀ω•́)つ
《 水→ワックス 》を繰り返し塗る
磨き布を指にピンと張るように巻く。
指の腹をテーブルなどでこすり、
布の毛羽立ちをつぶすと
作業がしやすくなります。
水を一滴つける。
爪先に一滴落としてもOK!
水を表面で滑らせて、
小さな半円を描くように広げていく。
指先の半分位の面積を使い、
力を入れずに
優しく丁寧に半円を重ねていきます。
次は、ワックスをこれ位の量を取り
小さな半円を描くように塗っていきます。
水→ワックスを繰り返し塗っていきます。
時間のかかる作業ですが
焦って強くこすらないように
優しく丁寧に*。☪︎*。
力を入れすぎると、
ワックスをはがしてしまい
光沢が出なくなってしまうので
注意しましょう⚠︎︎
ツヤ出し
水を一滴加えて
クルクル磨きます。
繰り返し磨いていきます。
繰り返し磨いていくと
ツヤが出てきました~!
✨ヾ(o´∀`o)ノ✨
磨き始めは
指に引っかかる感触がありますが、
丁寧に磨き続けると
引っかかりがなくなり
鏡のような光沢が出てきます。
美しい光沢がワックスを
塗った部分全体に広がればOK♫
仕上げのブラッシング
いよいよ最終工程に近づいてきました。
最後に、ほんのわずかな水滴を
ヤギ毛のブラシの毛先につけます。
磨いた部分を
ふんわりと軽くならすと
わずかに残っている布の線の跡が消え、
光沢の仕上がりがより
キレイになります。
完成です!!
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
向かって右側(左足)が通常のお手入れのみ
左側(右足)が鏡面磨きです。
ワックスの量、水の量、磨く力加減など...
慣れてくると早い時間で鏡面ができます。
使うワックスなどで、
やり方が異なる場合もあります。
ご自身に合ったワックスを
見つけるのもいいですね♫
同じ時間、同じ道具を使っても
磨く人によって全く違う輝きになるのも
楽しみの一つです☆(*´ 艸`)
靴磨きの職人の手にかかれば
革靴が見違えるほどにキレイになります!
それが自分で出来るようになったら
なんて素敵なんでしょう♪
通常のお手入れから
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( ´ ▽ ` )ノ
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