【商品情報】PANERAIの歴史をご紹介します！

パネライは、イタリアのフィレンツェに起源を持つブランドです。

現在、パネライはその独自のデザインと技術力で世界中の時計愛好家から支持されていますが、その歴史はミリタリー用時計としての側面から始まりました。今回はパネライの誕生から今日に至るまでの軌跡を辿り、その魅力に迫ります！

パネライの創業

パネライの物語は1860年イタリア・フィレンツェで時計工房を設立したことから始まります。最初は時計店と時計製造の工房、そしてイタリア初の時計学校を兼ね備えた施設でした。当時はスイスから時計を輸入し、修理や販売を行っていましたが、パネライが世界に名を轟かせるきっかけは、イタリア海軍との提携にありました。

ラジオミールの誕生

1930年代に入ると、パネライはイタリア海軍の特殊潜水部隊向けに特殊な時計と精密機器を開発するよう依頼を受けました。その結果誕生したのが、「ラジオミール」です。このモデル名は、パネライが特許を取得した夜光塗料「ラジオミール」に由来しており、暗闇の中でも時計の針やインデックスが光り、視認性を高める役割を果たしました。

ラジオミールは、1936年に最初のプロトタイプが完成し、その後、イタリア海軍の潜水士たちに使用されました。大型のケース、優れた防水性能、そしてシンプルで機能的なデザインが特徴であり、今日でもパネライの基本的なデザイン要素として受け継がれています。

ルミノールの登場

第二次世界大戦後、パネライはさらに進化を遂げます。1950年代には新たなモデル「ルミノール」が登場しました。ルミノールは、ラジオミールに代わる新しい夜光塗料「ルミノール」を使用し、さらに強化された防水性能を持つようになりました。

このモデルは、特徴的なリューズプロテクターが追加され、耐久性と防水性をさらに向上させました。リューズプロテクターは、パネライの代名詞的なデザイン要素となり、現代に至るまで多くのモデルに受け継がれています。

民間市場への進出

長らくイタリア海軍との密接な関係を維持していたパネライですが、1990年代に入り大きな転換期を迎えます。1993年、パネライは初めて一般消費者向けに「ラジオミール」と「ルミノール」をリリースしました。この動きは、時計愛好家たちの間で大きな注目を集め、瞬く間に人気ブランドとしての地位を確立しました。

フィレンツェの工房での製造から、スイスでの高精度なムーブメントの開発へとシフトし、さらに技術的進化を遂げることになります。

今日のパネライ

パネライは現在、イタリアンデザインとスイス製の高精度技術を融合させたラグジュアリーブランドとして高く評価されています。特に、ルミノールやラジオミールといった伝統的なモデルが、現代的な技術と素材を取り入れた進化形として進化し続けています。

また、パネライは環境への取り組みにも積極的で、再生可能な素材や持続可能な製造プロセスを採用し、未来志向の時計作りを目指しています。

＜お問い合わせ＞

松坂屋名古屋店　北館5F GENTA the Watch

パネライ 松坂屋名古屋 ブティック

TEL：050-5785-1186