2023.12.01

北山杉に想いを灯す大丸京都店のクリスマス

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北山杉に想いを灯す大丸京都店のクリスマス

北山杉に想いを灯す大丸京都店のクリスマス


■12月1日(金)→25日(月)

■屋上ことほっとてらす

 

これまで当たり前だった暮らしが一変し、さまざまな行動制限のもとで閉塞感が漂っていた日々にようやく明るい兆しが見え始めた2023年。観光客も徐々に増えはじめ、7月には祇園祭が4年ぶりに本来の姿で開催されるなど、京都の街にもようやく以前の活気が戻ってきました。

 

大丸京都店でも8階レストランの9月末オープンを控え、1年半にわたる改装工事も佳境に入るなか、レストランとともに新しく生まれ変わる8階の広場を利用して、冬の一大イベントであるクリスマスを盛り上げるツリーの企画を進めていました。

 

「Share a smile」をコンセプトに、ツリーの構想を練るなかでこだわったのは“京都らしさを表現できるシンボリックなものにすること” “ただ華やかなだけではない、いまの時代にふさわしいストーリーを持った素材を使うこと”そして“子どもから大人まで幅広い層のお客様に心から喜んでいただけるものであること”。

 

そこで登場したのが「もみの木ではなく北山杉をツリーにする」というアイデアでした。さっそく担当者が北山杉を生産する北山林業地帯へ赴き、京都北山丸太生産組合の皆様に京都市北区役所を通じてご相談する機会を得て北山杉のツリーへの想いを伝えたところ、その製作にご協力いただけることとなりました。

 

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京都市北西部の地域で約600年前の室町時代の頃から生産されてきた北山杉は、木立が空に向かってまっすぐのびる姿の美しさから“伸びゆく京都”のシンボルとして昭和41年に「京都府の木」に指定されています。

 

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今回のツリーに使用するのは、住宅や店舗のほか木工芸品としても活用される「北山丸太」と呼ばれる北山杉を加工した製品で、傷があったり、曲がってしまったりなど、商品化されなかったものです。

 

大丸京都店では、京都府の木である北山杉を知り、京都の魅力をもっと身近に感じていただくと同時に、商品化できない木材にアイデアをプラスすることで「創意工夫を通して、楽しみながらサステナブルに取り組む」という大丸京都店が掲げる“しまつのこころ”を、お客様にお伝えできたら…という想いでツリーの製作にあたりました。

 

そして資材の調達から、デザイン、製作まで、多くの方々のご協力を得てようやく完成したツリーは11月29日に無事お披露目となり、京都らしいクリスマスを象徴する存在として、12月25日まで屋上の広場でお客様をお迎えしています。

 

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大丸京都店は、クリスマスの日までこのツリーのまわりに多くの方が訪れ、たくさんの笑顔が広がることを願い、この先の未来もずっと笑顔があふれるクリスマスをお届けできるよう、さまざまな工夫をこらした“しまつのこころ”でサステナブルアクションに取り組んでまいります。

 

 

また、館内やウィンドウでも北山杉を使用したクリスマスツリーが登場しています。


 

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このほかにも未来につながる取り組みやイベント、アイテムをご紹介中!
大丸京都店のサステナブルアクション「しまつのこころ」をチェック!!

 

 

 

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