江戸絵画の奇才の作品が西陣織で⁉️
あの、有名画家の作品が!一度は目にした事のある作品も!
こちらは江戸時代の奇才・伊藤若冲の作品
を、なんと西陣織で表現しています!
極細の糸を特別な織機で織り上げた大作です。
通常の帯などの織機とは糸の数が異なります。
織物は縦糸と横糸の組み合わせでできています。
細くて糸が多いほど曲線や色の表現が滑らかに。
どういうことかといういうと、
方眼紙に円を描こうとすると大きなマス目の方眼紙だとどうしても段差が目立ち滑らかな円にはなりませんよね。
小さなマス目の方眼紙だとそれだけ段差が小さくなって滑らかに見えます。
その原理で、細い糸で織ることにより、再現された柄がとても自然に見えるのです。
現在7階南イベントスペースでは西陣織美術工芸あさぎ POPーUP SHOPを開催中です。
先ほどの屏風をはじめ織額や掛け軸、そして最近では珍しくなった丸帯などをご紹介しています。
美術絵画袋帯 税込748,000円など
日本画だけでなく西洋画も西陣織に。
外国人の方も参加するパーティーなどに帯として、と購入される方もいるそうです。
畳んで額に入れて飾ることもできますので見て楽しむこともできます。
西陣極細織掛軸 税込1,650,000円など
この繊細な線をくっきりと織で表現できるのは特別な織機とそれを制御する職人がいるからこそ。
純金糸と純金箔を使用して織り上げているので、代々受け継いていただける品になっています。
このほか、西陣織の裂地もご用意しています。
人形作りや手芸などをされる方にはとても喜ばれています。
小物など、ちょっとしたプレゼントにもぴったりなアイテムをご用意しています。
ぜひ、この機会に西陣織の技術をお近くでご覧ください!
7階南イベントスペース
繊細をきわめる糸の世界
開催中〜2023年5月30日(火)最終日は17時閉場