包丁選びのポイント
こんにちは、宮文です。
色んな種類がありすぎてどれがご自身にあった包丁か悩むことはありませんか?
今回は普段使いの包丁を選ぶ際のポイントをいくつか簡単に紹介いたします。
ポイント1、三徳か牛刀か
万能包丁は三徳か牛刀が基本の形です。
三徳は幅が広く、牛刀は細長く反りが強くなっています。押し切りが中心の三徳は野菜のカットに向いており、大きい食材を切るには不向きです。牛刀は引き切りが中心なのでお肉やお魚を引くのに向いており、大きい食材にも対応できます。三徳も牛刀も用途は同じようにご利用いただけます。
最近は三徳がスーパーなどの量販店に多く流通していますが、牛刀は包丁の品揃えが豊富なお店でしか見かけず一般的に三徳をお選びいただく方が非常に多い印象を受けます。
しかし牛刀の方が豊富な刃渡り(刃の長さ)からご自身にあったサイズをお選びいただくことができます。料理スタイルに合わせたお気に入りの一本が見つかる牛刀も非常におすすめです。
ポイント2、ハンドル
同じ洋包丁のハンドルでもよくみると違いがあります。
・半通し
金属がハンドルの半分までしか伸びておらず、耐久性や安定性が落ちます。金属の割合が少ないので包丁自体が軽くなり、比較的安価になります。軽めの包丁をお探しの方にはむしろメリットかもしれません。
・本通し(背通し)
金属が下まで通っているハンドルになります。半通しのハンドルに比べ、耐久性や安定性が増します。少し重みもあるので、重さで食材を切ることが可能になります。
・口金(ツバ)の有無
刃とハンドルの間にある金属のことを口金(ツバ)といいます。
口金があることによりハンドルの隙間に水や汚れが入り込みにくくなり耐久性が増します。
無い場合は半通しほどではないですが、軽量になり、比較的安価になります。
3、刃の材質
万能包丁に使われる素材は多種多様ですが、主流なのはステンレス性と鋼製の2種類です。
・ステンレス製
錆びにくく、お手入れのしやすい材質です。金属なので全く錆びないということはありませんが、使用後はよく洗い水気を拭いていただければ酷い錆にはなりません。
ご自分で研がれる方は、鋼製に比べると少し研ぎにくい印象を受けるかもしれません。
・鋼製
ステンレスに比べると切れ味が良く、永切れします。非常に錆びやすいことが特徴で水気や汚れを放置すると数分で錆びてくることもあります。しかし錆が直接切れ味に影響することは少なく、触ってもザラザラしないような錆であればそのまま使っても問題ないため、表面の色が変わること前提でご愛用されている方が多いです。一度鋼製の包丁を使うとステンレス製はもう使えないというお声も多くいただきます。
切れ味重視の方は鋼製、お手入れのしやすさ重視の方はステンレス製をお選びいただくといいでしょう。
以上簡単に説明をさせていただきましたが、同じ万能包丁でもまだまだ違いは沢山あります。
宮文ではお客様お一人おひとりのニーズに合わせた商品をご提案させていただきますので、お気軽にお立ち寄りください。
皆様のご来店お待ちしております。