川魚の概念を吹っ飛ばせ!
食欲の秋!「2022年秋 食で旅する北海道」は、道北編!
日本で一番広い国立公園内にある大雪山!
そんな大雪山の雪解け水が山という天然のフィルターを通ってろ過され、長い年月をかけて
川に湧き出る。
この最強の武器を使って、サーモンのブランド化を実現した会社が上川町の山奥にあります!
「大雪漁業」です。
↑この時は9月でまだ山頂に雪は被ってませんので、寒く感じませんが、写真撮りながら寒さで震えていました(笑) 薄着、気温7度くらいで風強め!
約50年前に創業し、ニジマス、ヤマメ、オショロコマを養殖している。
大雪漁業さんは、全部で50池ほど持っています
大雪山から湧き出る水は、年間の平均水温は約7℃と夏でも冷たく、また1年中豊富な水量であり、
天然冷水掛け流し状態。この条件がブランドサーモン「銀河サーモン」を作り出すには絶対不可欠なのです。
ちなみに、「銀河サーモン」と命名し、商標登録したのは2017年のことで、上川町層雲峡の名所で日本の滝100選に入る「銀河の滝」からその名をとったとのこと。
*ちなみに、銀河サーモンは、ニジマスです。
銀河サーモンは、三倍体魚と言われる、雄雌がない魚です。
受精直後、特別に熱処理することで(遺伝子操作ではない)、それを可能としております。
銀河サーモンは卵を持つことがないので、体内の栄養を全て自分の身に蓄えることができ、美味しいニジマスになるのです!
ただし、銀河サーモンは、大雪山の冷たい水で育つため、本州などの温かい環境で育つ養殖ニジマスに比べて、成長速度が2~3倍ほど長くかかり、1kgに成長するまで約3年半ほどかかります。
また、抗生物質や殺虫剤などの投薬をせず、自然淘汰の仕組みを続けていて、最終的に生き残った強い固体だけが、銀河サーモンとして出荷されるのです。
(自然淘汰の仕組みで生き残れない銀河サーモンも数多くいます。効率よりも質(ブランド)重視です)
その分、生き残った銀河サーモンは、身がキリッと締まり、臭みも少なく、川魚とは思えないずっと飽きずに食べ続けられる味わいです!
同じ敷地内では、銀河サーモンの釣り堀があり、自ら釣って、その場で味わうこともできます!
今や全国から銀河サーモンに魅せられた方がファミリーが集まってきており、
上川町の観光と食育の場所になっています!
年々、養殖事業の重要性は高まっていますが、「銀河サーモン」とこの取り組みは、その一躍を担っていることは間違いないと感じます!
10/12(水)~18(火)
地1階<魚の北辰>
*数に限りがございます。