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2022.06.28

道南の米、水、人で醸す酒、道南はこだてテロワールを志す 七飯町が生んだ新たな酒蔵「箱館醸蔵 郷宝」

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道南の米、水、人で醸す酒、道南はこだてテロワールを志す 七飯町が生んだ新たな酒蔵「箱館醸蔵 郷宝」

みなさん こんにちは!

いよいよ暑い夏到来ですが、そんな季節は冷たい日本酒をゆっくり嗜む時間も良いのではないでしょうか。

本日ご紹介するのは、北海道函館・七飯町が生んだ新たな銘酒、箱館醸蔵の「郷宝(ごっほう)」。

 

北海道の酒蔵では14番目となる酒蔵であり、道南エリアにおいても35年ぶりとなる新たな酒蔵「箱館醸蔵」。

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函館・七飯町で約100年続く酒屋『冨原商店』の女将である冨原節子さんが

「いつかここ七飯で日本酒を作り、美味しいお酒をみんなに飲んでほしい」

と思い続け、「彼女の想いを形にしよう、そして道南・函館という地域に貢献していきたい」、そんな気持ちに突き動かされ、息子さん達中心に酒蔵づくりのプロジェクトチームが結成されました。

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↑100年以上続く酒屋「冨原商店」↑ 

    

2021年2月酒蔵竣工式の写真。中央の蔵元 冨原 節子社長を中心にしたプロジェクトチーム。

 

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日本酒造りの要になる杜氏は、30年以上に渡り日本酒造りに関わってきた、北海道を代表する名匠「東谷浩樹」氏。女将の節子さんの想いに共鳴し、豊富な経験を持って箱館醸蔵の立ち上げに参加。日本酒ファンから大きな評価を得続けてきたあの「国稀酒造」の杜氏を歴任してきた東谷氏が次に選んだ土地が北海道道南エリアの七飯町でした。

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東谷杜氏による麹づくり

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使用する素材も道南杉にこだわる

 

「道南の米、水、人で醸す酒」をテーマに掲げるこの酒蔵の日本酒の銘柄は「郷宝(ごっほう)」。郷が生み出す宝として、この地で挑む酒造りのキーワードは「道南テロワール」。まさに、生一本の精神を感じます。

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テロワールとは、ラテン語のテリトリウムが語源。その「土地」を意味し、生育地の地理、地勢、気候に起因する特徴を指す言葉。この地で育った酒米、この地の美味しい水、この地で働く人。そういった地元で醸したお酒という思いを込めて、ここの箱館醸蔵では、「はこだてテロワール」を追求しています。はこだてで作られた酒米を使うことを基本とし、米は吟風・彗星といった酒造好適米を中心に、道南はこだてで生産されたものを厳選しています。また、委託精米の蔵元が多い中、箱館醸蔵では自社精米機にて自分たちで丁寧に精米を行いながら仕込みを行っていきます。

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もう一つの特徴である仕込み水は、道南の名峰横津岳の良質な伏流水を使用しており、この中軟水で道南の食文化を意識した淡麗でありながらも旨味をしっかりと感じる酒が醸されています。

私が取材に行って感じたのは、「このお酒は毎年飲むべし」。

なぜなら、今後間違いなく、「品質が上がっていく酒米」「技術が上がっていく職人」「熱量が上がっていく地域」が揃っていくと想うからです。

確かに、お米1つにしても、毎年気候によって左右されます。職人の力もあるけれども、豊作も不作もある。人により、気候により、年により、毎年違う味・趣が味わえるはずだから。それがテロワールだと思うから。だから、毎年飲んでみたいのです。

 

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郷宝 純米 吟風 720ml 税込1,980円


他にも、七飯町産彗星を自社精米で55%まで磨き上げた、穏やかでフルーティーな香りが特徴の「郷宝 特別純米 彗星(720ml)税込1,980円」や、七飯町産彗星を自社精米で50%まで磨いた、華やかな香りと後味のキレが特徴の「郷宝 純米吟醸 吟風(720ml)  税込2,530円」もおすすめです。

ぜひこの機会に、北海道七飯町が生んだ、全てを郷の宝で醸し輝きをまとったまじりなき銘酒「郷宝」をご賞味いただき、はこだてテロワールを感じてみませんか?

 

<販売場所>

地1階 和洋酒売場 D&Mカーヴ

<販売期間>

6月29日(水)〜

ショップ情報

ショップ名

和洋酒売場

フロア
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