実施動画&レポート 松坂屋小学校 第15回キッズサイエンス「ふしぎなキラキラ万華鏡をつくろう!」嶋崎 徹先生
2022年3月19日(土)開催の キッズサイエンスのレポートをお届けします!
イベントのダイジェスト動画のご視聴はこちらからどうぞ↓↓
講師:嶋崎徹さん(愛知こどもの国)
【実施レポート】
今回はコモンズサカエ大学の拠点「エスコア」で開催しました。
西尾市・愛知こどもの国の「サイエンスLABO」で、実験を通して科学の面白さを届けている嶋崎徹先生が、名古屋・栄に出張! いろんな実験を通して、光の屈折を活用した万華鏡を一緒に作っていきます。
▪️光の屈折を実際に見て、体感しよう。
まずは、光の屈折を体験してもらうために、水の入ったペットボトルと全て右を向いた3匹の犬の絵が書かれた紙が配られました。
嶋崎先生から子どもたちに「真ん中の犬だけ、左に向かせてください、机の上にある何を使ってもいいです」と問題が出ました。そんなことができるのでしょうか?子どもたちは一生懸命考えます。その中で、水のペットボトルに目をつけた子たちが「左に向いた!」と元気に声を上げました。
なんと、水のペットボトルを通して犬を見ると、光が屈折して犬の向きが変わって見えたり、歩いているように見えるんです。本来、光は真っ直ぐ進むのですが、水やガラスなど、物質を通った際に、光は屈折することが実験を通してわかりました。
▪️キラキラ万華鏡を作ってみよう。
キラキラ万華鏡を作るためには偏光板を活用します。
偏光板には細かい線がいっぱい入っています。線を同じ方向に重ねると隙間ができますが、縦・横とどちらかの偏光板の向きを変えると、隙間が少なくなり、光が通りにくいので、暗く見えるようになります。
材料は、偏光板2枚と、プラカップ2つ、透明なプラ板、アルミテープ、セロハンテープなどです。
底に穴を開けて偏光板を張り付けたプラカップを2つ重ねて、セロハンテープを貼ったプラ板をのぞきます。すると、あら、ふしぎ! 無色なはずのセロハンテープがいろんな色にキラキラ光って見えました! セロハンテープは光を屈折させるので、偏光板を通すと、いろんな色に見えるんですね。
子どもたちはおのおの、セロハンテープをいろんな方向に重ねて、色の変化を楽しんでいました。
イベントでは嶋崎先生によるミニサイエンスショーも開催され、楽しく科学を体験しました。
キッズサイエンスとは?
未来の科学者をはぐくむために、あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワークとサカエ大学Common-S.がコラボして開催する、子ども/親子対象のサイエンスとものづくりのイベントです
名古屋大学×松坂屋名古屋 包括連携
松坂屋名古屋店では、2017年から名古屋大学と包括連携協定を結び、サービスイノベーションとエリア魅力開発に貢献する取り組みを行っています
こちらのブログを通して取り組みの内容をご紹介させていただきます