2020.10.20

セミナー動画&レポート 第76回名大カフェ〝Science, and Me” コロナ禍が変えるモビリティの価値 無料オンラインセミナー

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セミナー動画&レポート 第76回名大カフェ〝Science, and Me” コロナ禍が変えるモビリティの価値 無料オンラインセミナー

2020年8月25日に開催しました 名古屋大学との共催イベント 

名大カフェ〝Science, and Me" 実施レポートをお届けします!

 

モビリティという注目度の高いテーマということもあり開催時には

100名以上の参加者が同時視聴されました。

 

名大カフェは包括連携協定を結ぶ名古屋大学と松坂屋名古屋店の共催で

名大期待の若手研究者をゲストに、「研究」というフィールドから見える世界や感動、

異分野とのコラボレーションへの期待などをMCとのトーク形式で語ります。

 

アーカイブ動画のご視聴はこちらからどうぞ↓↓

【講師紹介】

島崎 敢(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)1976年東京都生まれ。2009年早稲田大学大学院にて博士(人間科学)取得。同大助手、助教、(国研)防災科学技術研究所特別研究員を経て2019年より現職。元トラックドライバー。全ての一種免許と大型二種免許、クレーンや重機など、多くの資格を持つ。心理学による事故防止や災害リスク軽減を目指す研究者で、3人の娘の父親。趣味は料理と娘のヘアアレンジ。著書に「心配学~本当の確率となぜずれる~」(光文社)などがある。

 

【8/25セミナーレポート】

◾︎コロナ禍によって強制的に変化した「都市構造」
コロナ禍での移動の制限により、強制的に自宅でのテレワークをされた方も多いと思いますが、「やってみたら意外と簡単!」 と実感されたのではないでしょうか。「今後はリモートワークでも良いのでは?」と感じるようになったことは、このコロナ禍での変化の特徴の一つです。


また、これまでは都心にあるオフィスで働くことに高い価値があり、それを前提に住まいの場所も考慮されていました。しかし、テレワークやリモートワークに慣れてくると、都心部のオフィスに移動しなくても仕事ができると多くの人が感じ、住まいの環境や通勤から解放された時間に価値を求める傾向が生まれ始めました。例としてあげられるのが「ワーケーション」。環境の良い場所で仕事の生産性をupさせよう、という取り組みです。今後は、今までの概念や当たり前が大きく変わり、新しい価値が生まれることでしょう。

 

◾︎「モビリティ」の歴史から考える、今後の未来
「人類の歴史は、言い換えればモビリティの歴史だと言ってもいいのかもしれません。」

産業革命以降、移動技術が進化して便利になった背景には、仕事や観光などの「移動」を強いられた経緯があります。人類の発展自体が移動と密接に結びついていた、と考える人もいます。また、人が移動して集まることによってアイデアの交換が生まれ、イノベーションが生まれたと考える人もいます。

 

移動はただの手段ではなく、技術の進化や人類の進化の原動力となってきたのです。一方、情報技術の進化により、移動しなくてもオンラインで会話するなど、モビリティの部分を補う技術が台頭し、このコロナ禍で一気に加速しました。近年、情報技術の進展が移動を加速させてきた側面がありますが、今後どうなるのかが興味深いところです。

 

◾︎コロナ収束後の移動の価値とは。
「移動とは何だろう?」

以前はビジネスにおいて出勤といった「移動」は必要不可欠でした。しかしコロナ禍後、通信技術をうまく利用することによって、移動は当たり前ではなく、ビジネスを回す為の選択肢の一つになりました。一方、個人的な移動に関しては、調査の結果、コロナ前からおこなっていた楽しいことを引き続きおこないたいという傾向が示されており、コロナ前とあまり変化がない可能性があります。

 

これまで移動は必要不可欠なもので、移動すること自体が前提だったので、移動の意味や価値を考えなくても済んでいました。しかし今後、移動が選択肢の一つになる場合、どうしたら移動に価値を感じてもらえるのかを考える必要があります。今までは、歩いたり走ったりするよりも、乗り物に乗ってより速く移動できることに価値が置かれていました。しかし今後は、移動の間に得られる体験や経験が価値になってくるのではないかと思います。

 

情報技術が発展し、移動しなくても多くのことができることに、多くの人が気づきました。コロナ収束後も人々が移動に価値や意味を感じられないと、人々は「移動しない」ことを選択するでしょう。
ではどうすれば、「移動する」ことが選ばれるようになるのでしょうか。つまり移動が「派生需要」ではなく「本源需要」になるためには、どういう価値を高めればよいのでしょうか。それを、モビリティ研究者や関係者みんなで、考えていかなくてはなりません。

 


 

名古屋大学×松坂屋名古屋 包括連携

松坂屋名古屋店では、2017年から名古屋大学と包括連携協定を結び、サービスイノベーションとエリア魅力開発に貢献する取り組みを行っています。

こちらのブログを通して取り組みの内容をご紹介させていただきます。

 


 

 

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