【9月29日(水)から】CINQ Lumière 愛知県立芸術大学出身作家5人展
CINQ Lumière
愛知県立芸術大学出身作家5人展
会期=2021年9月29日(水)→10月5日(火)
会場=松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
※最終日は17時閉場
CINQ Lumière(サンク・ルミエール)
フランス語で五つの光。
愛知県立芸術大学出身の牧野 環・坂根輝美
藤城正晴・佐久間友香・玉井伸弥による5人展のご案内。
坂根輝美「イノリ」10号P
「昔から受け継がれてきた美人画を現代様式で
復活させたい。」との思いで
日々制作されています。
美人画はもちろんですが花々も美しく
どの画面にも爽風が吹いているようです。
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佐久間友香「透明な世界」6号F
少女の頃から漫画好きで、その頃から
イラストを描いていた佐久間友香氏は
服部まゆみさんの「シメール」や
長野まゆみさんの「その花の名を知らず」
などの小説の装画、扉絵も描き活躍中です。
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玉井伸弥「雲龍図」10号M
玉井氏自身で染めあげたしっとりと
滑らかな質感の和紙に、日本画伝統の
鳥獣を描く独特な世界観が特徴。
チベットやインド、中国など亜細亜に纏わる
象や虎、想像上の生物を多く描き
古典的な風合いをかもし出している。
描かれた生物は画中で楽しげに
納まり満足気に見える。
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牧野 環「葉桜のころ」6号F
牧野氏は建築やデザインを勉強するつもりで
愛知芸大に進みましたが、いつの間にか
日本画の世界に入り込んでしまった、
という経歴の持ち主。
日本の四季降折々の風景を透明な空気感と
奥行きをもって表現する画面は
穏やかな清涼感を眺めるように思う。
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藤城正晴「Pigment 020」6号F
モノトーンの画面を墨で描く
作品が多い藤城氏、最近は絵具の肖像という
意味合いの作品を発表している。
瓶詰めの岩絵具を正にその絵具で描き、
その絵具の持つ色の個性と存在感を静謐な
表現を持って謙虚に主張しているようです。
***賛助出品***
岩永てるみ「聖堂と鉄橋」6号F
愛知県立芸術大学 日本画 准教授 日本美術院 院友
岡田眞治「黄昏のモン・サン・ミッシェル」6号F
愛知県立芸術大学 日本画 教授 日本美術院 特待
芝 康弘「若き駿馬たち」15号F
愛知県立芸術大学、愛知学院大学非常勤講師
日本美術院 院友
5人の作家が放つ個性の光を浴び、
深まる秋をお楽しみください。
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松坂屋上野店 本館7階 美術画廊