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2020.11.08

ーユーモア溢れる優しさー ハンス・イヌメ絵画展

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ーユーモア溢れる優しさー ハンス・イヌメ絵画展

ーユーモア溢れる優しさー 

ハンス・イヌメ絵画展

会期=2020年11月18日(水)→24日(火)

   (※最終日は17時閉場)

会場=松坂屋上野店 本館7階 美術画廊 

 



 

動物たちを独自の技法で描くオランダの国民的作家、ハンス・イヌメ。

モチーフを強烈に単純化しデフォルメの効いた

ユニークでまぁるいフォルムの動物たちが見る者に安心感を与えます。

イヌメが好んで使うタイのマルベリー紙(手漉きコウゾ紙)も

紙の厚さが不均一な素朴な紙が

作品に欠かすことの出来ないアイテムであり

マチエールに味わい深い印象を与えている。

この「均一でない・同様でない」というメッセージが

作品のモチーフにも何気なく表されています。

 

 

画像

「現代の目標...」30×35Cm(ミクストメディア)

 

 

画像

「どちらも暖かい...」30×40Cm(ミクストメディア)

 

画像

「思慮と傾聴...」35×35Cm(ミクストメディア)

 

 

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 ハンス・イヌメ略歴

 

1951年  オランダに生まれる

 

1973年  5年制の美術学校を1年早く中退

      以後、子供たちにドローイング

      を教える学校の先生をしながら

      ロックバンドのメンバーとして

      ベースギターを担当し活動する。

      2つの職業を持ちながら

            アーチストとして抽象画の

      創作活動も続ける。

 

1987年  リノカットや木版画の制作をし

      てはグループ展に出品する中で、

      鶏のモチーフと出会う。

      展覧会でとりをテーマとした作品

      が話題となり

      オランダ国内で徐々に名前が知

      られるようになる。

 

1994年  画家としての活動に専念する。

      以後、アムステルダムとパリで

      展覧会を重ねる。

      この年の展覧会ではスーパーモデ

      ルのクラウディア・シファーが

      偶然通りかかり、11点の作品を購入。

      以後、コレクターとなる。

 

2001年  パリでの個展が大成功を納める。

      以後、日本国内でもその作品が

      紹介される。

  

2003年  東京の百貨店美術画廊で

      初の来日展を開催。

 

2008年  北海道立函館美術館に

      出品される。

 

2011年  東京アートフェアに出品。

 

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ハンス・イヌメは独自の画材や技法を用い、

繊細で、感受性豊な作品を生み出している。

鳥・豚・犬・羊などの人間と

つながりのある動物たちを、

彼は人と同じファミリーととらえ、

作品の重要なモチーフとして

繰り返し描いている。

また音楽家でもある彼の作品の中には

ハーモニー・リズム・即興性といった

音楽的要素も感じられる。

温かみのあるユーモアと詩情あふれる

彼の作品は、ヨーロッパ各国で

人気を集めている。

      

 

画像

「明け方に...」30×40Cm(シルクスクリーン)

 

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彼が描く動物たちの黒く力強い輪郭線も

マルベリー紙と同様均一な太さではなく、

微妙な太い・細い(強・弱)があります。

モノタイプという版画技法

(ドガやゴーギャンも好んでいた)を用いて

いますが、版画とはいえ一版に一作品しか

作れません。

更に刷り上った作品は棟方志功のように

手彩色を加えて描きあげます。

様々な個がそれぞれに共存するイヌメの世界。

作品をご覧になって

そのメッセージを感じ取って頂きたい。

 

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※モノタイプ 「モノ」はギリシャ語でMONOSから由来した言葉で「ただ一つの」という意味。ガラスやアクリル・金属などの吸収性の無い板に直接、油絵具やパステル、油性インクなどを用いて絵を描きその上に紙を置きバレンなどであつをかけて写し取る技法。

使用する紙の種類によって絵具のマチエールが様々に変化する。イヌメ作品は最初から板に左右反対に描き文字も鏡文字で書き込みます。

 

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松坂屋上野店 本館7階 美術画廊

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