2022.07.29

【読み物】飾るのは床の間だけじゃない!「KAKEJIKU ART展」

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【読み物】飾るのは床の間だけじゃない!「KAKEJIKU ART展」

みなさんこんにちは

アート担当の鈴木です。

 

8月3日(水)から9日(火)まで

「掛軸を掛けるのは床の間だけだと思っていませんか。」

「KAKEJIKU ART展」

を開催いたします。

 

そう、あの掛軸です。

 

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みなさん掛軸と言うとどんなイメージをお持ちですか?


・和室の床の間に掛けてあるもの?

・お茶席で掛けるもの?

・古き良き日本の伝統?


他にもイメージが湧いてくるかもしれませんね。


では実際に掛軸をお掛けになったことがあるでしょうか。

このような質問をすると例えばこのようなお返事がくるかもしれません。


・和室があって既に掛かっている


ーという方もいれば


・そもそも和室・床の間がない。

・掛軸って今どきしぶすぎる。

・興味はあるけど床の間もなく扱い方がわからない


ーという方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに現在、和室がない、床の間がないという方の

割合が増えてきていると思います。

では、掛軸の文化はこのまますーっと消えていってしまう

運命にあるのでしょうか。


いえいえ、そんなことはありません。

現代の和室がない洋風のスタイルでも、

掛軸をお楽しみ頂ける機会があると私達は考えています。


今回はそんな掛軸の魅力を「KAKEJIKU ART」という新しい掛軸に託して

みなさまをその世界へご案内したいと考えております。


単に渋くて遠いものと思っていた掛軸が、気づいてみたらすぐそばにあるもの。

日本文化の粋がそこに詰まっている素晴らしいものであることが

少しでもお伝えできれば幸いです。

 


◎いきなりですが掛軸の魅力3選


①掛けること自体が面白い

・掛軸は「軸を掛ける」と書くように、名前に「掛ける」という

身体的な動作が含まれているのにお気づきでしょうか。


・掛けて巻くという単純な動作のように見えますが、

巻物の状態から徐々に作品が現れてくる様子は、

空間を徐々に変化させていくプロセスそのものです。


・その緩やかな空間の変化を演出することが

掛軸の魅力の一つではないかと思います。


・作品そのものだけではなく季節や部屋のレイアウトに応じて

掛け替える行為まで楽しめるのが掛軸の醍醐味です。


②表具が面白い

・中央の紙面(本紙といいます。)に

何が描かれているのかということが関心ごとのひとつだと思いますが、

実はその周りを覆っている表具はよくみてみると意外とおもしろいのです。

これを裂地と呼びますが、様々な模様が描かれているのに気づかれると思います。


・具体的な文様は無地もありますが、植物文様、吉祥文様、動物文様、

幾何学文様などが中心で、どんな模様が配置されているか楽しむことができます。


・日本人の自然観がよく現れているのがこの文様なのではないかと考えています。

私達が生活の中で好んで取り込んできたモチーフを観察することで

日本文化の面白さの再発見があるかもしれません。


・主役はあくまで本紙に描かれたものかもしれませんが、

「主役は脇役がいてこそ引き立つもの」ともいいますよね。

アカデミー賞に主演と助演があるように、

掛軸も本紙と表具が一体となってこその芸術作品です。


③掛軸はあまり場所を取らない

・最後に意外と大事なポイントがあります。

掛軸はそこまで場所をとりません。


・巻いてしまうと、かなりスマート。

風通しのよい場所で保管をしていただくとよいです。


・扱いは慣れてしまえば絵画よりも軽く、圧倒的に簡単に飾ることができます。

そのため掛替もしやすいのです。

 


続いて「掛軸を掛けるのは床の間だけだと思っていませんか」

という言葉の核心に迫りたいと思います。

 

・冒頭にお話をしましたが、現代の住宅事情において

掛軸を床の間に掛けるということは少しハードルが高いように感じます。


・もちろん掛軸はお茶の世界では「掛軸ほど第一の道具はなし」

と言われるほど格の高いものとして扱われてきた経緯があります。


・ただし、床の間自体が少なくなってきた現在、

洋風の建物が増えるなかで掛軸が掛けられないかと言うと

必ずしもそうではないと考えます。


・ここからは洋風建築でも掛軸をお楽しみいただく方法を

3つご提案したいと思います。

 

◎現代の洋風建築のお宅で掛軸をお楽しみいただく方法

 

①床の間をつくる

・玄関やリビングルームに床の間を作ってしまう方法です。

 

・つくると言っても大げさなものではなく、

床に板を敷いてみることで「床の間風」の空間が現れます。

 

・「床の間風」の場所をつくることで空間の中で

なにか特別な場所ができるのです。

 

②-aインテリアとして飾る

・画像を確認いただきたいのですが、

リビングや寝室などにインテリアの感覚で飾っていただくことも可能です。

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・額装の作品を飾るのも良いのですが、先程もお話した、

表具も含めてまるごとお楽しみいただけるのが掛軸の魅力の一つです。

 

②-b空間に合うモチーフ選び

・掛軸と言うと吉祥や花鳥風月、水墨画や書などのイメージが強いのかもしれませんが、

モチーフの種類はかなり多様です。

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浅井直幸「Fubuki(ふぶき)/GOLDEN」38cmx150cm シルクに藍染 金襴 遠山霞

 

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MOMOCO「タコの足は一本が生殖器 2」 39.5x100cm デジタル版画 綿


・例えば今回ご紹介する「KAKEJIKU ART」は

今をときめく現代アーティストたちが描いたモダンな掛軸です。

「KAKEJIKU ART」を掛けていただくことで空間を彩り、

KAKEJIKUのある生活をお楽しみいただけると確信しております。

 


以上、長々と失礼いたしました。


・最後になりますが、今回会場ではみなさまに

実際に掛軸を扱って頂きたいと考えています。

 

・はじめはとっつきづらいのですが、

慣れてくると本当に簡単です。私自身もはじめは不慣れでした。

 

・まずはたくさん触って慣れていただければと思います。


ぜひ会期中は北館2階Blanc CUBEまでお越しください。

 

お待ちしております!

 

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ショップ情報

ショップ名

アート&ラグジュアリーサロン Blanc CUBE

フロア
北館 2F
TEL
054-205-2212
営業時間
松坂屋静岡店の営業時間に準じます。
カテゴリー
その他

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