【ROOM WHITE MOMENT】ー『おりがらみ』とは?
いつもお世話になりまして
ありがとうございます❗️
大丸下関店【酒売場】です❗️
暦の上ではもう春ですが…
寒波襲来❄️
大丸下関店前もまさかの積雪❄️
三寒四温を繰り返し、
春になっていくのでしょう🌸
そのような中、
日本酒造りは最盛期を迎えています。
冬の低い気温が日本酒造りに
適しているからです。
昔は、寒い時期、寒い場所でしか
日本酒は造れませんでした。
近年は、冷房設備を導入し、
一年中造れる〈四季醸造蔵〉
も増えてきましたが、
多くの酒蔵が秋口から春先に
かけてお酒を造っています。
そして、年末頃から
その年採れたお米で仕込んだ
〈新酒〉が出回ります。
寒さが厳しい時期ですが、
お酒好きにとっては楽しい季節です♪
というわけで、今回のテーマは...
『おりがらみ』とは?
新酒のラベルにはよく書いてありますよね~
先日ご紹介した【五橋】もそうでした!
普通のお酒と何が違うのでしょうか?
簡単にいうと『うすにごり』のお酒です。
『にごり酒』ほど固形物が多くなく、
霞がかかったような白色のため
『かすみ酒』とよばれることもあります。
こんな感じです。
日本酒は蒸米と米麹、酵母、水を発酵させてできた〈もろみ〉を液体(清酒)と固形物(酒粕)に分けます。
基本的には圧搾機を使いますが、方法もいろいろありそれがお酒の特徴、名前の由来になることもあります。
ちなみに粗く濾過すると固形物を多く含む『にごり酒』になります。
搾られた日本酒は、この時点では微細な米の破片など〈滓(おり)〉と呼ばれる浮遊物で白く濁っています。
通常はこの浮遊物を沈殿させたり、濾過したりする〈滓引き(おりびき)〉とよばれる工程を経て、清澄な日本酒となります。
一方『おりがらみ』は、滓引きをせず、白く濁った〈滓が絡んだ状態〉で瓶詰するので『おりがらみ』です。
滓を残すことによって、味わいも変わります。
味わいは、通常の日本酒よりも米の旨味が感じられ、新酒特有の爽やかさがあり、炭酸ガスがふくまれることもあるため、すっきりと呑むことができます。今頃の時期に季節限定品として販売されることが多いので、チェックしてみてください!(中には熟成させて出荷するお酒もあります。)
おすすめの新酒『おりがらみ』をご紹介いたします!
【萩/八千代酒造 LA+YACHIYO】
ROOM WHITE MOMENT
ー季節限定 おりがらみ 山田錦ー
720ml 1,980円(税込)*要冷蔵
ホワイトモーメント=白い瞬間
先ほどご説明した、
あの瞬間を閉じ込めたお酒です!
デザインもおしゃれですね~
ラベルは鍵穴の形です。
こちらは、
八千代酒造の蔵元杜氏、
蒲久美子さんが
立ち上げたライフスタイルブランドの
日本酒です。
仕事を終え、
部屋でほっと一息つく時に
そっと寄り添う日本酒。
この限定酒は『おりがらみ』らしい
米の旨味と爽やかな微発泡で
とても癒される感じです。
コンセプトはそのままに、
どんどん進化しています。
そして注目は、製造所。
萩の銘酒【東洋美人】醸造元の〈澄川酒造場〉の名前が!
実は、蒲さんは同じ萩にある澄川酒造場に日本酒造りを学びに行かれ、そこで自身のブランドの酒造りもしておられるのです。従来、ライバル同士で、しかも近隣地区の蔵が他の蔵に技術を教えることは大変稀なことです。1回目のブログでご紹介した【コロナに負けるな!】についても、萩、阿武の6酒蔵が協力して造られました。お互いが協力し、高め合い、【萩・阿武の地酒の魅力を発信する】という共通認識のもと、厳しい時代を生き抜いていくという意気込みが感じられ、今後の更なる発展が楽しみです。萩、阿武の地酒イベントも何度も参加しましたが、とても素晴らしく、本当に魅力的な方ばかりです!
呑みたくなりますよね~
私はもう呑みました!
【旬のお酒】は【旬の食材】で呑みたい!
というわけで...
下関市豊田町の豊田湖...
冬の風物詩
ワカサギ釣りへ!
11月下旬~3月上旬まで楽しめます!
美味しいお酒を呑むために...
よし!これで呑める!!
ワカサギの天ぷらを塩で...
そして一杯...
美味いに決まっとる!!!
思い出しただけで美味い!
ワカサギの甘味と塩味、
【ROOM WHITE MOMENT】の
優しい米の甘味、旨味、微発泡の爽やかさが
揚げ物にぴったりです!
『おりがらみ』×『旬の食材の天ぷら』
是非お試し下さい!
以上、
色々詰め込みすぎましたが💦
新酒を味わいながら
冬から春へと移りゆく季節を感じるのも
おつなものです。
乾杯!
ありがとうございました!