「しまねずみ」という動物はご存知ですか?~ディスカバリー北海道~
こんにちは!
ブログを見て頂きありがとうございます(^^
今年もやってまいりました、大丸のバイヤーが
北海道の魅力的な食材を発見してお客様に
ご紹介させて頂く
ディスカバリー北海道~2024夏~
今回は北海道で活躍されている
「女性生産者様 10名」にスポットを当てて
ご紹介させていただきます。
私がお伺いしたのは上富良野町で
アスパラガス・ミニトマトなどを生産している
株式会社しまねずみファーム様です。
今回お話をお伺いしたのは
代表取締役 島崎ひとみ様です。
タイトルにもある通り、みなさま「しまねずみ」という
動物は聞いたことがありますか??
実はそういった動物はいません!
島崎さんの「しま」と「ねずみ」を掛け合わせた
ブランド名、「しまねずみファーム」さんなのです!
現在取り扱われているアスパラ、ミニトマトのラベル、
可愛すぎませんか!??
思わず見た瞬間、初めて野菜のラベルで
「かわいいーーーー!☺」と
発してしまいました。
しまねずみファームさんでは、主にアスパラとミニトマトを作られています。
ただ島崎さん、実は前職は広告代理店。
本州で勤務されていた島崎さんは、平日は広告代理店、土日は農業についての研修と
まさにこの時は飛行機代の為に働いてました☺
と笑顔で語られていましたが、
その実行力と行動力に同行していたスタッフ一同
驚きの声を上げていました…
お父様が農業をされていることから影響を受け、
スマート農業等にご興味を持たれた島崎さんは、
力仕事は難しい、
収益性のある作物…メロン!とも
お考えになったそうですが、メロンはやはりその年によって
「一発勝負」という取返しのつかない作物。
着目したのは北海道としての需要が高い「アスパラ」だったそうです。
(ちょこんと生えてるアスパラ、かわいいですよね☺)
ただアスパラは出荷に3年かかるため、まずはミニトマトから
育てられたとのことです。
「食べた方が”感激”する、とびきりの美味しさ”を届ける!」
という志をおもちのしまねずみファームさん。
お伺いする前にInstagramも拝見していたのですが、
常に全国百貨店催事や野菜に関する研修を受けられており、
お話を聞いているだけでも多彩な知識がすごかったです…
そのうちの一つである「有機肥料へのこだわり」
昆布やホタテの貝殻、醸造用葡萄の搾りかすなどを使用し、
香川県で拝見されたという「高畝式」を採用。
耕土を高く盛り上げてつくった畝で、表面積が広くなり、
太陽熱や酸素が吸収されやすく、また排水性がよいそうです。
私もよく農家さんから耳にするのは
「今年は異常気象だ…」
ということ。
しまねずみファームさんも含め、周りの農家さんも
毎年仰ってるそうです。
ただ島崎さんは、
「美味しさへのアップデートと持続可能の両立」を
目指しているため、「暑さ」に対しては
九州地方で聞いていた施策をすることで
安定した農業を実施することができたそうです。
そんなしまねずみファームさんのアスパラはリピーターのお客様も多く、
アイコンである「しまねずみ」のマークで覚えて下さるお客様も
いらっしゃるそうです。
さらに他にも野菜の種類は増やさないのかもお伺いしてみました。
味や品質は落としたくない、
またお客様が「どのように食べたい」か。
「アスパラは5本入りが多いけどそれが正解?」
「新鮮なものを食べてもらうには3本ずつ分けたらどうだろう」
「ミニトマトは200gが正解?」
追及をさらにするため、
広げず、しっかりと野菜に向き合う姿はとても素敵でした。
天候との日々の戦いの中、辛いことはありましたか?と聞くと、
勿論台風の日は寝れないですが、くじけたことはありません☺!
とお答えくださいました。
しまねずみファームさんにお伺いし、
感激する美味しさの追求は
もちろん野菜を食べて頂けるとすぐにわかるのですが、
私は百貨店で働くものとして、
そのお客様へと届ける手法に特に感激致しました。
しまねずみというアイコンの作成、
アイコンを使用したラベルの作成、
美味しさを伝える手段として野菜を使用した休日レストランとの
コラボレーション、
現在ある包装内容基準への疑問。
新しい農家さんの姿を見たような気がしました。
ぜひ、しまねずみファームさんのアスパラ、ミニトマト、
食べてみてください!
そんな島崎さん、なんと大丸札幌店に来店頂けます!
7月10日㈬午前10時から午後2時
ぜひ食べ方や作り方を直接お聞きできる機会ですので
ご来店おまちしております!
しまねずみファームさんのInstagramはこちらです!