2022.04.24

“シンコウ”プロジェクト北海道 vol.1美唄市 西川農場の『アスパラひつじ』

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 “シンコウ”プロジェクト北海道 vol.1美唄市 西川農場の『アスパラひつじ』

「"シンコウ"プロジェクト北海道」とは?

 

広い大地と豊かな自然が生み出す食の宝庫「北海道」。

北海道には、「生産数がわずかでなかなか味わえないもの」、「特定の地域でしか味わえないもの」、「特定の季節しか味わえないもの」など、まだまだ知られざる北海道食材があります。そして、その食材を思いをもって育てている生産者がいます。

 

このプロジェクトは、そんな北海道のまだまだ知られざる食材を”深耕”し、その食材を通して人と人との“親交”を生み出し、北海道とその地域、そして食の魅力で地域の“振興”につなげたいという思いから始まった、大丸札幌店、O’ton(あるた出版)、RETRIP(trippiece)、ジェイアール東日本企画、poroco(えんれいしゃ)による地域振興を目的とした合同プロジェクトです。

 

 

第一回目は、美唄・西川農場の『アスパラひつじ』を紹介します。

 

 

『アスパラひつじ』とは?

 

美唄・西川農場で地元産のアスパラを餌に育てられている『アスパラひつじ』は、羊肉特有の臭みが少なく、ほどよい弾力と脂の上品な甘みがストレートに感じられます。肉そのものの旨味が強いので、焼いてシンプルに味わうのはもちろん、地域の生産者とコラボしたシャルキュトリーなども評判です。

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四季を通じて広大な自然を活かし飼育している

 

 

きっかけは何気ない友人の言葉

 

「北海道のジンギスカンは、どうして地元の食材を使っていないの?」。

これは西川農場を営む西川崇徳さんが、美唄へやってきた友人にジンギスカンを振る舞ったときにいわれた言葉です。

現在日本で流通する羊肉はほとんどが輸入に頼り、国産のものは0.5%ほどとほんのごくわずか。それは北海道のソウルフードといわれるジンギスカンも例外ではありません。

この友人のひと言がきっかけとなり、「もしかすると、美唄近郊にある優れた食材や資源を利用して、生産や加工・販売、飲食、さらには食育や農業体験の場が提供できるかもしれない」、そんな想いを抱いたのがすべての始まりでした。

 

 

アスパラとの偶然・奇跡の出合い

 

偶然にも当時、西川さんお父様が3頭のヒツジをペットとして飼っていたそう。「美唄はグリーンアスパラの生産も盛んな場所。地元農家の方から廃棄されるアスパラの根本の切り落としを“ヒツジの餌用に”ともらったことが『アスパラひつじ』のヒントになりました」と西川さん。

ジンギスカンを地元の食材で作るという目的はもちろん、自身が産業を始めることで地元・美唄で働く場所を作り、地域の発展に貢献したいと新規就農を決意します。

 

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西川さんの地道な努力

 

ヒツジを本格的に育て始めたものの、スムーズに進んだわけではなかったそう。
“日本での羊肉生産量が少ない=ヒツジの育て方を知っている人が少ない”ということ。まずはヒツジ農家さんを探すところから始まりました。そもそもヒツジは警戒心の強い動物なので、農家さんからもらったアスパラも最初は食べてくれません。知らないものに慣れ、食べてもらうには時間と労力が必要でした。地道な訪問活動や情報交換、勉強をしながら努力を積み重ねる日々が長く続きます。
また、ヒツジの飼育と並行して、販売ルートの開拓も西川さんの仕事。お店回りや知人の紹介などを繰り返して少しずつ販路を広げ、現在の取引先を確保していきました。出荷できるヒツジを育てるのに7年ほど、販売ルートの開拓に約10年。途方もない手間と年月をかけて『アスパラひつじ』は誕生しました。

 


未来を見据えた“アップサイクル”

規格外でやむなく廃棄されてしまう農作物を餌に活用することでゴミが減り、敷き藁やフンは堆肥にして大地に戻す。西川さんは、そんな地域環境にもやさしい循環型農業を目指しています。健康的に育まれるヒツジの肉は、従来の輸入肉と比較して羊肉特有の臭みが少ないだけではなく、アミノ酸の含有量が多いこともわかりました。旨味や甘みが強いほか、加熱時に肉汁が逃しにくいなど美味しさも格段にアップさせたのです。さらに美唄名産であるアスパラを食べさせることで、ワンランク上のブランドとして認知されることにも繋がりました。

 


これからの『アスパラひつじ』

西川農場では生後間もなく、第三者機関からすべてのヒツジに出生認証を発行してもらうことで、食の安心・安全にも配慮しながら生育状況もしっかりと管理しています。
「納得のいく羊肉を提供し続けるためにも規模は広げず、いまのまま品質をしっかり維持していきたい。羊肉にあまりいいイメージを持っていない方にこそ、一度『アスパラひつじ』を召し上がっていただき、その違いを実感してもらえたらと思います」。と西川さん。

 

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実直で努力を惜しまない西川さんがつくる『アスパラひつじ』をぜひ、みなさんにも味わってほしい。

 

●西川農園について
【インスタ】
@nishikawafarm
【YouTube】
nishikawafarm

 


アスパラ羊の食べられるお店「北海道羊・野菜 ふくすけ」

 

‘18年10月にオープンしたジンギスカン専門店。
『アスパラひつじ』を一頭買いしているので、希少な部位も味わうことができる。また、ヒツジ肉の鮮度と旨味を最高の状態を維持するために冷凍せずに提供する徹底ぶりから、カウンターの壁にある「ひつじ愛。」のロゴに込められたオーナーの想いも伝わってくる。
『アスパラひつじ』のほかにもオーストラリア産のヒツジ肉も提供しているので、食べ比べできるのも◎。
春は、『アスパラひつじ』が食べているアスパラを提供している美唄の安藤農園さんのアスパラを入荷しているのも見逃せない。
美容室がプロデュースしたオシャレな店内で、『アスパラひつじ』をぜひ味わって。

 

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ひつじ愛が伝わる店内

 

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『アスパラひつじ』とオーストラリア産ヒツジ肉の食べ比べもできる

 

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北海道のソウルフード、ジンギスカン

 


●北海道羊・野菜 ふくすけ 基本情報
電話 011-206-9698
住所 札幌市中央区南7条西4−2−3 LC五番館 1F
営業 17:00~24:00 LO23:30

 

【HP】
https://www.sapporo-fukusuke.com/
【インスタ】
@jingisukan.fukusuke

 


今回の記事はporocoスタッフMHが担当しました

 

「シンコウプロジェクト」メンバーのporoco、O.tone、RETRIPでも発信しております。

 

・porocoの記事はコチラ

 

・O.toneの記事はコチラ

 

・RETRIPの記事

西川農場の『アスパラひつじ』がすごい!北海道で「食材発掘」の新プロジェクト始動はコチラ

 

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