大谷昌拡 作陶展
こんにちは😆
本館8階美術画廊の松山です。
本日ご紹介させていただくのは、現在開催中の「大谷昌拡 作陶展」です🖼
大谷先生は名古屋市出身で、陶芸の道に入り今年で32年になります。
松坂屋名古屋店では初の個展になります🎉
作品の多くに「釉裏紅」という技法が用いられています✨
釉裏紅とは陶磁器の装飾技法のひとつで銅の顔料を使って紅色に発色させる焼き方のことです。
中国の元時代から始まった歴史のある技法です。
焼成温度の管理が非常に難しい高度な技術です😵
また「還元焼成」で作品を作られています。
焼成方法は大きく分けて2種類ございます。
「酸化焼成」と「還元焼成」です。
簡単に説明すると、窯の中に送る酸素の量が違います。
酸素が十分に送られて焼成する方法が「酸化焼成」で、
釉薬が溶け始める900℃あたりから、空気の供給を制限し焼成する方法が「還元焼成」です。
酸素が不十分なままの状態が続くので不完全燃焼になる為、管理が非常に難しいです。
釉裏紅、還元焼成という非常に高度な技術を用いた作品の数々は、とても上品で繊細な印象を受けます✨✨
少しではございますが作品を紹介させていただきます。
鉄絵釉裏紅菖浦文壺 税込93,500円
釉裏紅野葡萄文四角皿 税込49,500円
染付日々草文一輪挿 税込11,000円
添付紫陽花文マグカップ 税込6,600円
大谷先生は毎日ご在廊予定です❗️
是非この機会にご覧くださいませ🤲
※表示価格は2022年10月19日現在のものとなります。
※作品売約済の場合はご容赦ください。
場所:本館8階 美術第二画廊
会期:10/19(水)〜10/25(火)
時間:10時〜19時(最終日は16時閉廊)
お問合せ:052-264-3383