第十三回 金重 愫 作陶展
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
本館8階 美術画廊では【第十三回 金重 愫 作陶展】開催中です。
備前ならではの土味を存分に活かした力感溢れる作品が高評の金重 愫(かねしげまこと)先生の3年ぶりの新作展です🤗
金重先生は1945年(昭和20年)、岡山県備前市生まれ。
1969年 京都大学農学部卒業後、父 金重素山先生に師事。
これまでに東京、大阪、岡山ミュンヘンなどで個展を多数開催。
受賞歴も多数、2019年には岡山県文化賞もご受賞されています。
備前焼は釉薬を使わず、絵付けもせず、土に形を与え、登窯に入れて約8日間焼き締めます。
シンプルですが、だからこそ、土選びにこだわり、窯の中での配置、重ね方、焚き加減など すべての工程において、手を抜くことはできない大変な作業をされています。
釉薬はかけませんが、窯の中で灰が熱で溶け胡麻を降りかけたような模様になるなど自然の釉薬が景色となります。
備前片耳花入
備前茶盌
備前茶入
この茶入は約40年程寝かせた極上の土で制作されています。
(先生が20代の頃に作られた土)
円熟の陶技から生まれる花入、茶盌など意欲作を約40点を展示いたします。
一見さりげなく、それでいて魅力のある、使って後に思いの残る作品になるよう心がけていらっしゃるそうです。
金重 愫先生のご在廊日は、10/15(土)、16(日)です。
是非この機会にご覧ください。お待ちしております😊✨
※作品売約済の場合はご容赦ください。
場所:本館8階 美術第一画廊
会期:10/12(水)〜10/18(火)
時間:10時〜19時(最終日は16時閉廊)
お問合せ;052-264-3383