千松会のご案内
こんにちは。
美術画廊の松山です。
今回ご紹介させていただくのは現在開催中の【千松会】についてです。
(読み方は「せんしょうかい」です。)
戦後間もない昭和24年(1949年)に日本文化の振興に向けて、
千家十職新作展として「千松会」は発足されました。
「千松会」は表千家の「千」と松坂屋の「松」を取って、表千家十三代 即中斎宗匠に命名頂きました。
平成三十年に猶有斎宗匠が十五代家元を襲名されてから初めての千松会です。
今回は2015年以来7年ぶりの開催です。
今展では、猶有斎宗匠のご染筆、茶杓をご出品いただくとともに、千家十職の方々にもご出品いただいております。
千家十職とは、茶道に関わり千家に出入りする塗り師・指物師など十の職家を表す尊称です。
釜師:大西清右衛門
一閑張細工師:飛来一閑
袋師:友湖 土田半四郎
土風炉・焼物師:永樂善五郎
塗師:中村宗哲
竹細工・柄杓師:黒田正玄
茶碗師:樂吉左衞門
表具師:奥村吉兵衛
茶の湯の文化の一端に触れていただき、お求めいただける貴重な機会ですので、是非一度お越しくださいませ。
「千松会」
場所 : 本館8階 美術画廊
会期 : 5/11(水)〜5/17(火)
時間 : 10時〜19時(最終日は16時閉場)
お問合せ : 052-264-3383