2020.09.12

#011 カメラの歴史に名を残す、ライカの世界に触れてみる

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#011 カメラの歴史に名を残す、ライカの世界に触れてみる

カメラの歴史を語るには欠かせない、ドイツ発祥の名門カメラメーカー「Leica(ライカ)」。


世界中で愛されるカメラのブランドですが、東海地区では唯一、松坂屋の北館5階に直営店があります。

 

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プロの写真家はもちろん、アーティストや文化人にも多くの愛好家を持つ、ライカのカメラ。


今回は、ライカのカメラが小型カメラの傑作と言われる所以とその歴史、そして、ライカ初挑戦の筆者の作品とともに、ライカの素晴らしさをお伝えしたいと思います!

 

 


ライカの歴史、それは1864年、光学技術者が設立した会社に、顕微鏡製造の効率化の為にエルンスト・ライツ1世が短期雇用されたことから始まりました。


ライツ1世はその後、正式に事業に参画することになり、1869年には社名を「オプティシェス・インスティテュート・フォン・エルンスト・ライツ(=日本語で、エルンスト・ライツ光学機器製造会社)」に変更します。


1889年には息子のライツ2世が家督を受け継ぎ、最大規模の顕微鏡メーカーに成長しました。

 

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1914年、オスカー・バルナックにより、ライカのカメラの原型となる「ウル・ライカ」と呼ばれるカメラが完成(ウルは、ドイツ語で「元祖」)。


それまでは大きな木箱にレンズをつけているような、持って歩くのは不可能な大きさであったカメラを、両手で目の高さに構えて撮影できるほど小型化することに成功したのです。


顕微鏡の製造で培った精密光学技術を活用したライカのカメラは、小型ながら優れた画質を持ち合わせていました。


その為、それまでは名刺サイズ以上のガラス乾板やシートフィルムを使用するのが一般的だったのに対し、ライカのカメラは映画フィルムを採用し、小さなネガから大きな写真に引き伸ばすことができたのです。


これが、今のフィルムカメラの原型となりました。

 

ちなみに、現在多く使われている35mm判のフィルムフォーマットも、ライカによって考案されたものです。


(ちなみに、ライカという名前は「ライツのカメラ」から、だそうです。)

 


その後、世界各国から類似品も登場しましたが、1954年に発売された「ライカM3」は決定的な進化でライバルを引き離します。


これが、現在も継承される「M型カメラ」と呼ばれる傑作カメラの誕生でした。

 

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M型のMは、ドイツ語でメスズハー(=日本語で距離計、英語でレンジファインダー)の頭文字のMに由来しています。


ピントを合わせる際に便利な、特別な距離計を搭載したファインダーと、迅速なレンズ交換を可能にする「バヨネット式」と呼ばれるマウント(レンズ取り付け部分)の機能を搭載したことなどにより、世界最高のカメラとして評価を得ました。


これらの機能は、デジタルカメラとなった最新のM型にも同じ形で継承されており、60年以上も前のレンズが最新のM型カメラにも取りつけて使うことができるというから驚きです!


また、「ライカM3」は、シャッター音の静かさで、唯一オペラ座での使用が許されていたカメラとしても有名。


現在発売されている他社のカメラに比べても、M型のカメラのシャッター音はとても控えめで、被写体の自然な姿を写すことができると言われています。


そんなM型ですが、現在のラインナップは幅広く、スチール写真撮影に特化した「ライカM10」、モノクロ撮影に特化した「ライカM10モノクローム」など個性的なタイプの中から、自分に必要と感じる特別な一台を選択することができます。


最高の素材を使い、手作業で組み立てられる「工芸品」のようなライカのカメラやレンズは、小さいながらも頑丈で、一台のカメラが世代から世代へと受け継がれるなどして永く愛用されています。

 

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ウル・ライカの誕生から100年以上が経ち、現在は様々なカメラを展開しているライカ。

 

M型カメラ以外にもミラーレスシステムカメラや、コンパクトデジタルカメラなど、幅広い種類のカメラを取り揃えていますが、どのカメラにも共通しているのは、ライカM型カメラ同様、洗練されたデザインと、シャッター音の美しさ!


ぜひ、お店に足を運んで、手に取ってみてください。

 


というわけで、今回、私も特別にライカのカメラをお借りして、撮影しながらお散歩してきました!

 

カメラ上級者の方に人気があるのは、やはり、ライカのベースとなるM型ライカ。

 

ライカ特有のレンジファインダーをのぞいて、ゆっくりと「撮影を味わえる」のがその魅力だそうです。

 

 

ただ、初心者の私には、マニュアルフォーカスを使いこなせる気がしなかったので、今回私が使わせていただいたのは「ライカ Q2」。


オートフォーカスのスピードが速い!
有機ELの電子ビューファインダーが高精細!
液晶モニターがきれい!


という最新技術のおかげで、ライカ初心者の私にも、とても楽しい撮影散歩となりました。

 

よろしければ、どうぞご覧ください!

 


まずは、街なかの自然をパシャパシャしながら。

 

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到着したのは、もちろん松坂屋!

 

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私の好きな、南館の渡り廊下とシースルーエレベーター。

 

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ラインの直線とガラス面の曲線が、美しいハーモニーを奏でています!
 


この日はお天気も良かったので、本館の屋上遊園へ向かいました。

 

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空が広くて、雲がもくもくしている感じ、しっかり撮影できています!

 

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屋内で80年代風なボウリングゲームも楽しみつつ。

 

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庭園の緑も美しい。


ここからは、ノスタルジックなモノクロモードも試してみます。

 

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葉っぱの一枚一枚が綺麗に映っています!感動。

 

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色がないことで、被写体の形がくっきりと印象に残ります。
暗い部分も、色の深みが繊細に表現されているように感じました。


そして帰り際、私の好きな松坂屋をパシャパシャと撮影。

 

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いつもの何気ない風景も、モノクロで撮るとより魅力的に感じるのは不思議です。

 


松坂屋のライカのお店には、ライカで撮影された素敵な作品が飾られています。

 

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作品は定期的に変わっていますので、ぜひ、お店に足を運んで鑑賞してみてください!

 

そして、ぜひ本物のライカにも、触れてみてくださいね。


 

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ショップ名

松坂屋名古屋店でやりたい100のコト

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