《金継ぎ》工程のご紹介♬
こんにちは♬
≪金継ぎ≫って聞いたことはあるけど
実際にどのような工程で修繕されているのかな?
と考えてる方もいらっしゃるのではと思います。
今回は≪金継ぎ≫の工程をご紹介いたします。
①測定
割れ、欠け、ヒビなど確認し測定します。
≪大丸金継ぎサロン≫では測定まで行い
その後の作業は金継ぎ工房リウムにて行われます。
②接着
漆や樹脂などで割れた部分などを接着します。
漆とは「漆の木」から採れる
樹液のことで、強力な接着力があり
乾燥すると高い撥水性をもちます。
接着完了です!
③マスキング
「マスキング」とは養生のことで、作業する箇所以外が
汚れたり、傷ついたりしないように
あらかじめ保護することです。
④錆付け
継ぎ目の溝や欠けている所に錆漆を塗る作業です。
錆塗を薄く数回塗りつけたら完了です。
⑤塗り
パテ(錆漆)で補修した部分に沿って漆を
筆で塗っていく作業です。
⑥粉蒔き
漆を塗った部分に金粉や銀粉を蒔く作業です。
漆が乾きは始めるタイミングを見計らい
漆を塗ったところに金粉や銀粉を置いていき
毛筆で余分な粉をはきます。
⑦粉固め
蒔いた金粉や銀粉が取れないように漆で固める作業です。
ムロに入れて1日~2日乾かします。
⑧磨き
瑪瑙(メノウ)棒や鯛牙棒を使って金粉や銀粉を磨いていく作業です。
⑨完成