仕入れから製作まで、 木材の有効利用を考えた〈北山工房〉のモノづくり
仕入れから製作まで、 木材の有効利用を考えた
〈北山工房〉のモノづくり
■4月5日(水)→18日(火)
■4階暦ごよみ
京都市北区鷹峯にある北山工房では、家具を中心に、時計や額、カトラリー、アクセサリーを製作しています。
その材料となるのは、主に岐阜の競り市で購入した端材で、銘木の丸太からとれる一番板を除いたもの。銘木を取り扱う業者は、丸太から特上の一枚だけを取ると、残りの切り落とした部分は端材として競りに出し、売れなかった丸太は焚き木となってしまうのだとか。
北山工房では、この切り落とした丸太の端材を使って主に家具を製作し、その製作過程で発生する端材をクラフト品やアクセサリーを作る材料として活用しています。
木材に命を吹き込んで、ぬくもりのある暮らしの道具に
北山工房の作家である太田浩二さんは、作家活動をはじめた当初から、人より長く生きた木が素材として“木になり”その木の個性をいかして人に長く愛用される作品づくりをめざし、個展名を「木なり展」としてきました。
工房ではケヤキ、ウォールナット、サクラ、ナラ、クリ、ブナなどの木材を使い、それぞれの木と向き合いながら、さまざまな作品を作り上げています。
今回は家具を作る時に出た端材を使った、ぬくもりあふれる器や小物の数かずを出品します。
太田浩二 木なり展
■4月5日(水)→18日(火) 10時〜19時(最終日17時まで)
■4階暦ごよみ
左) ブナ器漆仕上げ
税込6,600円
(230×170×40mm)
右) 山桜器オイル仕上げ
税込4,950円
(260×110×30mm)
振り子時計
税込13,200円
(材 : 楓・黒柿 サイズ:横25×縦28cm)
このほかにも未来につながる取り組みやイベント、アイテムをご紹介中!
大丸京都店のサステナブルアクション「しまつのこころ」をチェック!!