最近話題の変額保険って何?
最近つみたてNISAやidecoと並んで、よく「変額保険」という名前を耳にする方
が多いかと思います。
変額保険とは死亡保険金額や解約返戻金、満期保険金、年金の額が運用に応じて変動する保険です。
※変額保険は運用実績が保険金額や積立金額・将来の年金額などの増減につながるため
運用実績により損失が生ずるおそれがあります。加入の際はその点を納得の上で選ぶ必要があります。
変額保険の種類には、「終身型」「有期型(養老タイプ)」「年金型」などがあります。
■変額保険の運用方法
特別勘定(ファンド)から選んで運用することができます。
途中で運用比率を変更したりすることもできます。
国内株式型、世界株式型、米国株式型、債券型、バランス型等大体8~10種類程ファンドの
種類があります。(保険会社によって種類が異なります。)
・運用が好調な場合
死亡保障額は運用によって変動します。運用が好調な場合にはそれだけ保険金の金額も大きくなります。
解約返戻金は運用により変動します。運用が好調な場合にはそれだけ解約返戻金の金額も大きくなります。
・運用が好調でない場合
保障額は運用によって変動します。ただし保障については最低保証があり、最低保証額を下回ることはありません。
解約返戻金は運用により変動します。解約返戻金には最低保証がありませんので、
お金が必要となって解約するときに、株価下落で返戻金が減少しているということもありますので
注意が必要です。
■変額保険のメリット
・インフレ対策になる
一般的に保険はインフレに弱い金融商品です。
インフレによって物価が上昇し、お金の価値が下がったとしても、
将来受け取れる保険金額はあらかじめ決まっているからです。
お金の価値が下がったのに受け取れる保険金額が一定ということは、インフレの場合には資産が目減りしてしまうことを意味します。
それに対し、変額保険は、一般的にインフレに応じて保障額が増えていきます(運用実績によりますが)ので、インフレによる資産の目減りを防ぐ効果があります。
・運用によって増える可能性がある
変額保険とは、死亡保険金額や解約返戻金、満期保険金、年金の額が運用実績に応じて増える可能性が
あります。
■変額保険のデメリット
・運用によって損失が生じる可能性がある
変額保険は、死亡保険金には最低保証がありますが、解約返戻金や満期保険金には最低保証はありません。
つまり、運用実績によっては大きな損失が生じることもあります。
・投資信託と比較すると増えづらい
つみたてNISAやidecoは積立の機能のみなのに対し、変額保険は死亡・介護・三大疾病等の
保障が付いているので運用関係費というものがとられ、運用効率は悪くなります。
いつまでにいくらくらい増やすのが目標なのか、目標に向かいどんな手段(つみたてNISA・変額保険等)
で増やすのが、ご自身のお考えに合っているかをまずは一緒に考えていきましょう。
是非、お気軽にご相談くださいませ。
■フリーダイヤル:0120-624-546