丹波 大西雅文 陶展
11月30日(水)~「丹波 大西雅文 陶展」を8階 gallery TOARTにて開催いたします!
【大西雅文 先生 ごあいさつ】
丹波篠山は、豊かな緑と清流に恵まれ、焼物に適した鉄分を含有する粘土質な土が豊富にあります。その土を使い、丘陵の傾斜を活かした登り窯で焼成される器は、丹波焼の真骨頂だといえます。
高温で燃えた薪の灰が降りかかり、自然の釉薬として器と融け合うことで、深い光沢を発した素朴な風合いには、土の状態、窯内の条件、気候が密接に関わり、決して作為的には生み出せない美しさが宿っています。
約20年に及ぶ陶芸家人生の中で、まだ一度も自分が納得できる器が焼きあがったことはありません。
日々「針の穴に糸を通すほどの狭い理想」を突き詰めています。
目指しているのは、江戸時代の「古丹波」、幻と言われる赤土部(あかどべ)釉を施した鮮やかな赤茶色の丹波焼を復活させたいと言う想いを胸に、日々精進しています。
丹波焼は、日本六古窯のひとつで、焼き締めによる自然釉が特徴の自然な温かみを感じる陶器です。
しっくりと手になじみ、使うほどに味わいがでてきます。
テーブルコーディネートされた大西先生の大皿、花入れ、ぐい呑 など
ご自分だけの、手になじむ マイ器を見つけて下さい!
会期:11月30日(水)~12月6日(火)
会場:8階 gallery TOART
営業時間:10時⇒19時
※最終日は17時閉場