Galerie Mikiko Fabiani Selection
Galerie Mikiko Fabiani Selection
Galerie Mikiko Fabianiは、フランス パリにあるギャラリー。
パリ8区で、完全予約制のビューイングスペースとして機能しており、そのキュレーションは絵画やオブジェだけに留まらず、住空間スペースを利用した「アートのある暮らし」の体現とも言えます。
本展では、その繊細なパリのギャラリー空間を日本の百貨店では初めて、歴史ある大丸神戸店に再現します。Fabianiのセレクションによるアート作品の数々、そしてFabiani自身も思い入れのあるアルフレックスの家具を会場に美しく配置させ、合わせてご高覧いただきます。
この空間でしか出逢うことのできない、「パリ好み」な作品たちとの一期一会の機会をお楽しみください。
展示予定作家:
シリル・アンドレ
ファニー・シェ・ブリヤン
ビアンカ・カロイ・ディグラッシ
中村穣二
奈良祐希
高村佳園
ヴェルデ・エドレヴ
マーヤ・ワカスギ
セレクショ・バイ・エリック・フィリップ
グナー・ニールンド
【ファビアーニ 美樹子】
MIKI FINE ARTS 代表取締役。
初等学校から一貫して成城学園で学び、成城大学で千足伸行氏に師事、西洋美術史を専攻。
卒業後、東京・銀座の老舗画廊に勤務。
2014年に MIKI FINE ARTS 設立と同時に、筑波大学大学院教育研究科芸術科教育コースで芸術教育学を専門的に学び、2016年修了。その後、画商一家の長男に嫁ぎ 、アートアドバイザー、キュレーターとしてパリでの業務を開始する。
2020年フランスに法人を移行設立し、パリにて Galerie Mikiko Fabianiを開廊。また、芸術教育活動普及事業としてAssociation Future Art Lover Activity を設立し、フランスの子ども達に日本の文化を浸透させる活動も行っている。
【アルフレックス】
イタリアでモダンファニチャーの思想と心地よい暮らしの在り方を学んだ創業者が、1969年に日本での展開を始めた家具ブランド。
「長く安心して使える家具」という思想のもと、シンプルなデザインと高い耐久性、メンテナンス性を全ての製品に追求し、日本オリジナルの製品をつくり続けています。
また、住まう人の個性を引き立て、魅力的な住空間をつくる存在として長年にわたりアートのご提案にも力を入れて取り組んでまいりました。「生活の道具」である上質な家具をベースに、アートやインテリアエレメントで彩りを加えた、心豊かに過ごせる空間づくりをお手伝いします。
■Maaya Wakasugi (マーヤ・ワカスギ)
1977年
岡山県生まれ。6歳で書道を始める。
1993年
赤塚暁月氏に師事
1994年
初の個展を開催。
1996年
日展特別会員 / 大東文化大学名誉教授 田中節山氏に師事
2001年
大東文化大学文学部中国文学科 卒業
2014年
ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて揮毫パフォーマンス
2017年
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」題字揮毫
フランス国鉄SNCFプロモーションビデオで揮毫パフォーマンス
現在はフランス・ボルドーを拠点に活動。
古代の文字と斬新な書風を融合させた独自のスタイルを確立し、その芸術的な表現は世界でも高く評価されています。
■Fanny Chaix Bryan (ファニー・シェ・ブリヤン)
1970年
フランスのマルセイユ出身。現在はパリ在住。
1992年
パリ第4大学で美術史の学位を取得。
1995年
パリ郊外のパンタンにある装飾画研究所でディプロムを取得。
現在は、フランス・パリを拠点に活動。
装飾画家として活動する一方で、テキスタイルデザインや彼女の専門である石灰を扱う壁面デザインの仕事も平行して行っています。
彼女の壁面装飾のクリエイターとしての才能は、 建築家やインテリアデザイナーなどからも注目を集めています。
会場:8階 gallery TOART
会期:11月2日(水)~11月8日(火)
営業時間:10時~19時
※最終日は17時閉場