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2021.03.31

【旧居留地のナゾ⑳】居留地の隣に南京町があるワケ

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【旧居留地のナゾ⑳】居留地の隣に南京町があるワケ

旧居留地のすぐ西隣には「南京町」がありますね。

実は、居留地と南京町にも密接な関係があるのです!

 

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神戸が開港すると、欧米の商人たちは料理人や使用人として中国人を連れてきました。

中国人は西洋の言葉や商習慣に精通しており、日本人とも漢字で筆談ができたため

貿易取引の仲介役として重要な役割を果たしていました。

 

しかし、中国は当時、条約締結国ではなかったため、

中国人は居留地内に住むことができませんでした。

そのため、居留地の西を流れていた鯉川(現在の鯉川筋)

の西側に中国人が住みはじめ、南京町が生まれたのです。

 

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日本の三大中華街といえば、横浜、長崎、神戸。

神戸だけでなく、横浜や長崎でもやはり中華街は旧居留地のすぐそばにありますよね。

 

それでは、神戸ではなぜ中華街のことを「南京町」というのでしょうか?

南京町という呼び名は、江戸時代に長崎に来た中国人を

「南京さん」と呼んだことに由来します。

 

そのため、神戸より先に開港した横浜中華街も、かつては「南京町」と呼ばれていました。

横浜中華街では、中国の一地域名である「南京」を名称に使うのは

適切でないとして呼び名が変更されましたが、

神戸ではすでに定着していた「南京町」という呼び名が受け継がれています。

 

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旧居留地南京町

すぐ側にあるけれど趣はまったく異なる2つのエリアをお楽しみください♪

 

 

◆参考

田井玲子『外国人居留地と神戸 神戸開港150周年によせて』神戸新聞総合出版センター、2013年

呉宏明、高橋晋一編『南京町と神戸華僑』松籟社、2015年

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